Published Papers - OGAWA Harumi
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Vague language’ in spoken discourse and its significance in TESOL
小川 春美
盛岡大学紀要 ( 28 ) 9 - 23 2011.03 [Refereed]
Others Single Work
本論では、ポップアーティスト宇多田ヒカルが、CNNのインタビューを受けた際に使われていた英語の「あいまい表現」をコーパスに基づいて作成された「Touchstone」シリーズのテキストで取り扱われているそれと比較し、大学の英語教育でのその意義を検証した。自然な英語でコミュニケーションを取れるようになるという観点からみると、英語の「あいまい表現」を大学における英語教育の中で、もっと取り上げるべきであることを提案した。
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Using group work and reflective journals for developing learner autonomy in a university EFL classroom
小川春美・James M Hall
岩手大学教育学部付属教育実践センター 研究紀要 ( 10 ) 1 - 9 2011.03 [Refereed]
Others Multiple authorship
教育学部の学生を対象として行ったプロジェクトが、学生の自主性にどう作用したのかを、学生のアンケートに基づいて分析した。プロジェクトを構成するのは、授業内でのグループワーク、および授業時間外で学習者がつける日記である。授業では映画「今を生きる」を使い、様々なテーマに基づいて議論することを中心としたワークを行ったが、それが学生からの評価が高かった。また本論では、autonomyに関するコンセプトを東洋的、および西洋的な観点から検討した。
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Collaboration in content-based instruction at Iwate University
小川春美, マーク・ディボア
岩手県立大学盛岡短期大学部研究論集 ( 13 ) 57 - 66 2011.03 [Refereed]
Others Multiple authorship
理工系・農学系専攻の大学生を中心に行った英語ネイティブと日本人英語教師の共同授業について紹介した。学生の専門分野に合わせた内容中心の授業を行うことにより、学生の英語学習に対する学生の動機づけにどう影響したかということを質問紙調査および授業に協力した2人の大学教員の聞き取り調査の結果も含めて分析した。