松山 克胤 (MATSUYAMA Katsutsugu)

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所属

岩手大学  理工学部  システム創成工学科  知能・メディア情報コース 

職名

教授

取得学位 【 表示 / 非表示

  • 岩手大学 -  博士(工学)  2005年03月

  • 岩手大学 -  修士(工学)  2001年03月

  • 岩手大学 -  学士(工学)  1999年03月

学内職務経歴 【 表示 / 非表示

  • 2023年02月
    -
    継続中

    岩手大学   理工学部   教授   [本務]

  • 2017年09月
    -
    2023年01月

    岩手大学   理工学部   准教授   [本務]

 

担当授業科目 【 表示 / 非表示

  • 2011年度

    コンピュータアニメーション

  • 2011年度

    ネットワーク実験

  • 2011年度

    ハードウェア実験

  • 2011年度

    プログラミング実習Ⅰ

  • 2012年度

    3次元形状表現

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論文 【 表示 / 非表示

  • おはなし迷路の制作を支援するツールのデザインと実装

    岡野稀央隆, 山中克久, 松山克胤

    芸術科学会論文誌   21 ( 4 ) 199 - 212   2022年11月  [査読有り]

    学会誌  共著・分担

    本研究では,おはなし迷路の制作を支援するツールのデザインと実装を行う.従来のおはなし迷路の制作が,紙のような静的なメディアで行われてきたのに対し,本研究ではコンピュータを活用した制作ツールを開発し,その実現性と有用性を議論する.おはなし迷路の制作プロセスは複雑であり,迷路の作成と並行して場当たり的に作文を行う必要がある.本研究では,このような複雑さを踏まえた上で,制作支援の方針を示し,対話的ツールをデザインする.具体的には,ストーリーの作成,ストーリーの迷路上への配置,そして,迷路パラメータ変更の3つのブロック間を行き来して作品を制作するユーザインタフェースを提案する.また,ストーリーの迷路配置を最適化問題ととらえて,確率的アルゴリズムを用いて解く手法を提案する.そして,本提案システムを使用して実際に作品を制作し,有用性に関する議論を行う.

  • シャドーボックスアート制作を支援するツールのデザインと実装

    千葉大輔, 松山克胤

    芸術科学会論文誌   21 ( 2 ) 55 - 64   2022年06月  [査読有り]

    学会誌  共著・分担

    本研究は,シャドーボックスアート作品の制作を支援するツールのデザインと実装を行うものである.本研究では,シャドーボックスアートの作品制作工程に着目して,(1)制作工程には手作業が含まれており,試行錯誤には多くの労力と材料を必要とすること,および,(2)特に初心者にとっては,設計の段階で作品の印象を想像することは難しいため,設計の意思決定そのものが難しいこと,の2つの課題を設定した.そして,この課題に対し,作品の制作をコンピュータ上でシミュレーションするツールと,レイヤーの切り抜き形状を提案する技術の開発を行った.シミュレーションツールについては,対話的に作品をデザインできるように,小領域単位でのレイヤー編集,包含関係の維持,3DCGによる陰影シミュレーション,そして,レイヤー分割の提案を特徴とするユーザインタフェース技術を開発する.レイヤーの切り抜き形状の提案は,ユーザによって大まかに指定された奥行き情報と入力画像コンテンツから,画像の奥行きを推定し,その奥行き情報に基づいて画像をレイヤーに分割する手法を実現した.本提案ツールを実装し,いくつかの画像を対象として実際に制作を試みた.その結果,制作者の意図に沿う形で,効率的に作品をデザインすることができた.

  • iSea: 海況と漁獲データの結びつけによる関連性の可視化

    丸山健太, 松山克胤

    芸術科学会論文誌   20 ( 2 ) 160 - 170   2021年06月  [査読有り]

    学会誌  共著・分担

    本研究は,海況と漁獲との関係を分析するための可視化手法を提案する.短期的かつ地域レベルで人が漁獲を予測するためには,まずは海況と漁獲との関係を理解することが不可欠であると考えて,その取り掛かりとして両者の関連性を視認できるような情報可視化ツールを開発する.本研究は,インタラクションにより,全体を見てから細部を詳細に見るような(Coarse-to-Fine 的な)ユーザインタフェースをデザインする.具体的には,漁獲量の時系列グラフによる全体的な視認からスタートし,調査条件を満たす代表的な海況の把握,そして,海況の部分的な特徴を調査できるようにする.上記ユーザインタフェースの実現のために,対象とする海況に似た海況データを集める手法や,海況の部分的な類似性と相違性を可視化する手法などを新たに開発する.本提案の可視化ツールを実装し,ユーザインタフェースの効果を確認する.

  • 「人と人との距離感の接近」を主題とするインタラクティブコンテンツ作品の制作による特徴の分析

    稲上 つくし, 松山 克胤, 佐々木 陽, 本村 健太, 今野 晃市

    芸術科学会論文誌   17 ( 4 ) 94 - 104   2018年11月  [査読有り]

    学会誌  共著・分担

    本研究では,アート的思考に基づくアプローチを用いて,「人と人との距離感の接近」を主題に,5つのインタラクティブコンテンツ作品を制作した.本研究の目的は,同一の主題から発想された具体的なコンテンツ作品の制作を通じて,制作したインタラクティブコンテンツの特徴を調査・分析することである.調査については,制作した5つの作品間の類似性と相違性をリストアップし,挙げられた要素をグルーピングして特徴的な観点を抽出する.その結果,「体験者同士の親密の程度」,「作品の持つ共有性」,「コンテンツのメディア」,「作品のルールと特徴」の4つの観点が導出されたので,それぞれの観点から作品の分析を行う.また,作品の分析結果の活用方法として,インタラクティブコンテンツを発想するために,どのような情報が示唆できるかの議論も行う.

  • dewLight:協調を主題とした触れる照明

    稲上つくし, 佐々木陽, 松山克胤, 本村健太, 今野晃市

    芸術科学会論文誌   17 ( 1 ) 26 - 30   2018年03月  [査読有り]

    学会誌  共著・分担

    メディアアート作品「dewLight」は,傾きで音と光の色が変化する照明である.8つある照明は傾き具合によって音程や音量,光の色が変化する.8つの照明に,それぞれ「個性」を持たせて,傾き具合によって異なった変化を表現する.本作品は協調を主題とし,他の鑑賞者の存在及び自己と他者との関係性を作品の一要素ととらえる.体験者は,照明を手に取り転がすように傾けることで,個性を確かめ,その空間に居合わせた人と偶然のメロディや,光の会話を楽しむことができる.「触り,確かめる」というアナログな体験を通して,体験者の感覚・感性を刺激し,豊かな創造体験や,癒しを与えられる作品を目指す.

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芸術・技術・体育系業績 【 表示 / 非表示

  • DR. KM's desk

    大会・展覧会:「イーハトーブ・バウハウスの実験」展 [展覧会]

    受賞名・順位等名:

    2013年10月
     
     

    松山克胤、本村健太

研究発表 【 表示 / 非表示

  • RGB-Dカメラと3DCGを用いたレゴブロックの復元支援ツールの試作

    口頭(一般)  小笠原秀芽, 松山克胤

    映像表現・芸術科学フォーラム2023 

    2023年03月
     
     

  • パーソナライズ性を考慮したランニングコース提案ツールの開発

    口頭(一般)  藤原輔, 松山克胤

    令和4年度芸術科学会東北支部大会 

    2023年01月
     
     

  • BERTを用いた文章間の類似度計算の試行と活用方法の検討

    口頭(一般)  須田浩斗, 松山克胤

    令和4年度芸術科学会東北支部大会 

    2023年01月
     
     

  • RGB-Dカメラを用いたレゴブロックの認識手法の検討

    口頭(一般)  小笠原秀芽, 松山克胤

    令和4年度芸術科学会東北支部大会 

    2023年01月
     
     

  • データセット構築のためのレゴブロックCG画像生成ツールの開発

    口頭(一般)  菅野龍也, 松山克胤

    令和4年度芸術科学会東北支部大会 

    2023年01月
     
     

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学術関係受賞 【 表示 / 非表示

  • NICOGRAPH 2021 優秀論文賞(フルペーパー)

    2021年11月08日

    受賞者:  千葉大輔, 松山克胤

科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示

  • 複数遺跡関連性調査のための石器接合資料生成自動化と接合手順可視化手法の確立

    基盤研究(B)

    代表者:  今野 晃市   研究分担者:  野口 淳, 松山 克胤, 及川 穣

    支払支給期間:

    2018年04月
    -
    2021年03月

    獲得年度・受入金額(円)・間接経費(円)

    2018年度・ 5,070,000円・ 1,170,000円

    2019年度・ 4,290,000円・ 990,000円

    2020年度・ 4,160,000円・ 960,000円