その他競争的資金獲得実績 - 杭田 俊之
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浜の資源を活用した釜石市唐丹地域のまちづくりプラン ~若者目線で地域を探る~
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2017年05月-2018年03月研究内容 :
唐丹町漁協からの課題提案。
唐丹町漁業協同組合では、東日本大震災の被害から立ち上がり、地域の復興やさらなる成長のために地域水産資源のさらなる利活用や水揚げ後の魚介類の新たな販路開拓などを課題とし、積極的に取り組んでいる。
本課題申請では、唐丹町地元で活発化しつつある「漁協を中心とした浜のまちおこし」に岩手大学学生が参画することで、若者、学生の目線から地元水産物活用のための調査と取り組み参画を行ない、地域の活性化の一助となることを目指す。 -
浜の資源カタログ ~釜石市尾崎白浜地区における潜在地域資源の発掘と視覚化、ブラッシュアップに向けて~
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2016年05月-2017年03月研究内容 :
釜石湾漁協女性部からの課題提案。
学生とともに、この地域での漁協女性部魚食普及の活動に参画し、水産復興の状況と集落の現状について調査する。これまでの活動協力と信頼関係をもとに、系統立てて浜の未利用資源と活用方法についての調査を行ない、データベース化(カタログ化)する。その際、現役世代の知識だけでなく年配者の知恵も掘り起こし、ここに若者視点を加味することで魚食文化を地域資源としてブラッシュアップする。
(1)浜の食文化資源をカタログ化によって可視化し,地域の共有知とする(将来他の浜にも拡げる)。
(2)結果を取りまとめ、現地報告会を実施した。
(3)魚食の催しなどに参加し、運営協力した。 -
経営学の立場からみた水産業におけるブランディングおよびマーケティングの検証および水産業の指標づくり
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2016年05月-2017年03月研究内容 :
岩手県沿岸広域振興局水産部(釜石)からの課題提案。
①釜石市の佐須地区について、漁協、漁家経営体に聞き取り調査を行ない、漁家経営の実態調査を実施した。
②ワカメ・コンブ養殖の経営体に絞り,経営実態と環境条件について聞き取りと取り纏めを行なった。
③(1)二世代経営モデル,(2)一世代(夫婦)経営モデル等の経営類型について整理し,事業継続,後継者育成の条件につい取りまとめた。 -
「魚のまち」釜石におけるまちづくりについて
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2016年05月-2017年03月研究内容 :
釜石市水産課からの課題提案。
①釜石魚市場、水産加工事業者に聞き取り調査をおこない、地元客、観光客に魅力のある水産資源と、水産物の提供方法を検討した。またそのためには地元の住民、飲食業者等から水産のまちとして望まれること、参画可能なこと、課題等を聞き取りして取りまとめた。
②水産物の魅力をコンセプト化するために、釜石魚河岸地区の伝統、文化、歴史について調査し、水産物についての「釜石らしさ」を検討する。その上で学生の視点を入れて魚のまちのにぎわいを取り戻すための提案をおこなう。
③可能であれば、従来ある地元の水産イベントや祭りの実情を調査したうえで、水産のまちづくりとして可能な事業のあり方を検討し、提案に結びつける。 -
平成27年度夏期集中講義「経済学特講(地域経済論)」実施における釜石実習計画
部局経費
資金支給期間 :
2015年06月-2016年03月研究内容 :
平成27年9月開講予定の人文社会科学部集中講義「経済学特講(地域経済論)」(2単位)において,三陸沿岸の地域経済の現状理解を深めるため,二日間岩手大学キャンパスで講義を受講し,二日間は1泊2日で現地におけるグリーンツーリズムの体験実習を組み合わせて教育プログラムを実施する。本プロジェクトは、昨年度COC推進室の協力を得、地域連携を念頭に置いて試行事業として実施したが,今年度も教育プログラムの開発を念頭に置いて実施する意向である
濱田武士人文社会科学部客員准教授担当の講義として実施するが,現地では講師を依頼し,プログラム運営全体においては経済コースの教員が協力する。現地メニュー提供は釜石市の「三陸ひとつなぎ自然学校」を予定している。講義(座学)において地方創成の対象となる地域を事例に地域経済問題を学んだうえで,現地における実習,現地のかたとの交流機会をあわせて用意する。 -
三陸地域被災地水産復興調査・支援事業
部局経費
資金支給期間 :
2015年06月-2016年03月研究内容 :
人文社会科学部では東京海洋大学の濱田武士氏を人文社会科学部客員准教授として招聘している。このプロジェクトでは従来から岩手沿岸で水産業について復興調査をおこなっている経済コーススタッフと濱田氏の共同研究というかたちで調査を実施する。
今回の課題としては,水産庁で実施している水産業後継者担い手育成プログラムの実態調査に取り組む。そのために先進取り組み地域である宮古地域をはじめ岩手三陸沿岸地域の自治体,漁協への調査,担い手育成プログラム対象者からの聞き取りを実施し,将来の沿岸地域水産業の持続可能性の条件等を検討する。漁業者の後継者問題という切り口から三陸沿岸被災地の水産復興に関連する現状と課題の調査、沿岸自治体水産行政・漁協との連携,取り組み課題の析出をおこなう。 -
仮設商店街呑兵衛横町の研究
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2015年05月-2016年03月研究内容 :
釜石市からの課題提案。震災によって被災し仮設で再開した呑兵衛横町の研究と,地域資源として復興まちづくりにおける活用策の提案。
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三陸地域被災地(釜石)での集中講義受講と地域交流による地域貢献人材の育成
部局経費
資金支給期間 :
2014年06月-2015年03月研究内容 :
三陸地域被災地(釜石)での集中講義と地域交流による地域貢献人材の育成
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東日本大震災被災地における水産業中小企業と地域雇用の再生
財団等からの助成金
資金支給期間 :
2014年01月-2015年03月研究内容 :
被災地水産関連経済の復興と地域雇用の再生についての調査研究