その他競争的資金獲得実績 - 杭田 俊之
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地域づくり取り組み支援と参画を通じた地域理解のための実践的教育
部局経費
資金支給期間 :
2024年06月-2025年03月研究内容 :
岩手県内では、沿岸復興地域に限らず少子高齢化や若年層の地域流出によりコミュニティ及び産業の担い手確保、文化や祭りの継承、地域コミュニティの機能維持に課題を抱えている。
本計画では、これまでの申請者の活動をもとにした自治体・地域コミュニティとのつながりを活かし、地域のさまざまな取り組み場面や地域行事へ学生の参加・支援の機会を設け、学生による地域理解を深めるとともに住民との課題共有に向かうことを目的とする。具体的には、以下のような企画で公用車を利用し、日帰りまたは一泊で4,5回の実施とする。
①夏季集中講義「経済学特講(住民主体の地域づくり)」において現地実習を担当の船戸義和先生と計画する。実施を大槌町の祭りの時期に充てる。
②沿岸で漁家と協力して地域の水産振興取り組みや漁業担い手確保等の課題について調査・検討を行う(宮古、大槌、大船渡などから選定)。
③地域再生のまちづくりや地域福祉などの地域取り組みについて、課題共有・課題検討を行う(越喜来地区311周年行事および地域行事・イベントの支援を予定)。 -
NEXTSTEP工房 岩手県三陸地域の水産資源活用による漁村振興
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2024年06月-2025年03月研究内容 :
現在、地球温暖化によって日本全体でウニの数が増殖し磯焼けが発生している。岩手県の三陸沿岸地域でも同様の課題を抱えており、ウニの実入りの低下、鮑の個体数の低下が起きている。また、漁師の高齢化・担い手不足が進んでいることを鑑みると、現状を維持していくことは困難であると考えられる。
そこで私たちは、漁家の所得向上や磯焼け対策として田老漁協の協力のもと陸上でのウニの畜養実証を行ってきた。
今年度は、引き続きウニを陸上で畜養する際のウニへの影響や最適な飼育環境の分析を行っていく。また、三陸沿岸地域と盛岡市でのウニの販路調査を行いながら、昨年度までの分析で得た成果をもとにウニの畜養マニュアルを作成し、三陸沿岸地域の漁家の方々への普及を行い、分析結果を地域社会に還元する。 -
NEXTSTEP工房 岩手県三陸地域の漁村コミュニティの振興
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2023年07月-2024年03月研究内容 :
"三陸沿岸地域では、地球温暖化によってウニの数が増殖し磯焼けが発生、ウニの実入りの低下、鮑の個体数の低下が起きている。また、多くの漁師は比較的重労働なワカメ昆布養殖の収入に依存しており、漁師の高齢化・担い手不足が進んでいることを鑑みると、現状を維持していくことは困難であることが予想される。
そこで、田老漁協からの提案を受けて、昨年度からの継続案件である「ウニの一人蓄養システム」の陸上でのウニの蓄養実証に着手して、ウニの個体数の調整と漁業者の収入向上を同時に目指す。
また、内陸部(盛岡)での蓄養ウニの販路調査も行い、漁業の関係人口の増加も図る。
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地域づくり取り組み支援と参画を通じた地域理解のための実践的教育
部局経費
資金支給期間 :
2023年06月-2024年03月研究内容 :
岩手県内では、沿岸復興地域に限らず少子高齢化や若年層の地域流出によって産業の担い手確保だけでなく、文化や祭りの継承、地域コミュニティの機能維持に課題を抱え、それに対して地域づくりの取り組みが見られる。
本計画では、これまでの申請者の活動をもとにした自治体・地域コミュニティとのつながりを活かし、地域のさまざまな取り組み場面や地域行事へ学生の参加・支援の機会を設け、学生による地域理解を深めるとともに住民との課題共有の経験機会を設ける。具体的には、以下のような企画で公用車を利用し、日帰りまたは一泊で4,5回の実施とする。
①夏季集中講義「経済学特講(住民参加による地域づくり)」において現地実習を担当の船戸義和先生と計画。大槌町の祭りの時期に充てる。
②沿岸で漁家と協力して地域の水産振興取り組みや漁業担い手確保等の課題について調査・検討を行う(宮古、大槌、大船渡などから選定)。
③地域再生のまちづくりや地域福祉などの地域取り組みについて、課題共有・課題検討を行う(北上市で始まった朝市の運営支援および越喜来での311周年行事関連他)。 -
NEXTSTEP工房 岩手県三陸地域の漁業振興
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2022年07月-2023年03月研究内容 :
地域(漁村コミュニティ)の今後に向けた問題検討を取り組み課題とし、市場にほとんど出回らない魚、エイ・シイラのメニュー開発をすることで、マイナーな魚種の地域への浸透を図る。観光客向けではなく、地域住民をターゲットとして市場にほとんど出回らない魚を浸透させ、長期的な魚食の普及を目的とする。加えて、漁村の実情として養殖漁業と採貝藻漁業に生活を依存しているということがある。ウニの一人用蓄養システムの検討によって、漁業の関係人口を増やすとともに、漁業者の収入向上を目指す。
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地域づくり、地域のつながりづくり支援を通じた地域理解のための実践的教育
部局経費
資金支給期間 :
2022年06月-2023年03月研究内容 :
沿岸復興地域に限らず岩手県内では、少子高齢化や地域からの若者流出によって産業の担い手確保だけでなく、文化や祭りの継承、地域コミュニティの機能維持に課題を抱えている。本計画では、これまで地域課題解決プロジェクト等で得られた地域コミュニティとのつながりを活かし、地域のつながりづくりを念頭に置いて地域の取り組みや行事への学生の参加・支援の機会を通じ、学生が地域理解を深めるとともに住民との課題共有の機会を設ける。具体的には、以下のような企画で日帰り・一泊で5,6回の実施とする。
①復興公営住宅自治会での住民のつながりづくりに参画する(山田町を予定)。
②沿岸で漁家と協力して地域の水産振興取り組みや漁業担い手確保等の課題について調査・検討を行う(宮古、大槌、大船渡などから選定)。
③地域再生のまちづくりや地域福祉などの地域取り組みについて、課題共有・課題検討を行う(北上や沿岸から選定)。 -
北上市中心市街地エリアを対象にした、連続的・一体的なまちづくりのためのエリアマネジメントについて
地域課題解決プログラム
資金支給期間 :
2022年05月-2025年02月研究内容 :
現状北上市において、駅前商店街のシャッター化が進み、行政サイドでは中心市街地エリアの再生を計画している。そのエリアの再生と活性化に参画し、住民がまちづくりに参加するための空間と機会作りに取り組む。具体的には、空き店舗等を活用し、まちづくりに対する住民の声や要望を聞き、拾い上げるためのブースや空間作りを行う。また、そこで得られた声を市役所や駅前等の場所に掲示することで、これからの北上市の目標、夢を住民全体で共有する仕掛け作りに取り組む。以上の事を通して、住民を巻き込んだまちづくりを行うきっかけ作り、北上市や中心市街地のエリアマネジメント活動開始のきっかけ作りを目的に活動を行う。
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NEXTSTEP工房 北上元気づけ隊(地域活性化取り組み)
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2021年07月-2022年03月研究内容 :
北上市は中央部への企業誘致に成功している一方で、周辺地域では生活不便という問題を抱え、そこから買い物や病院への移動が困難になるなどの課題、加えて高齢化の進行や人口減少により地域のコミュニティ機能の低下が懸念され、市街地中心部とのギャップが生まれている。
ついては、北上市産業振興計画において郊外と位置付けられている地区(黒岩地区、更木地区、口内地区、二子地区などから選定)において現状と取り組み状況についてヒアリングなどを行い、問題点を明確にしたうえで、地区住民のかたがたと交流をはかりながら地域問題の検討を行ない、また地域資源を活かした地域活性化への協力や貢献を目的に活動する。
なお、当団体では岩手沿岸部で地域づくりの活動に取り組んできたが、コロナ感染症懸念のため漁村コミュニティとの交流が中断している。団体顧問が北上市の産業政策に関わっていることから、北上市行政と連携して内陸部の地域づくり問題に関わることを計画したものである。 -
沿岸復興地域の水産振興と地域づくり支援による地域理解のための実践的教育
部局経費
資金支給期間 :
2020年05月-2021年03月研究内容 :
沿岸復興地域では、少子高齢化や地域からの若者流出によって水産業の担い手確保だけでなく、文化や祭り、地域コミュニティの機能維持に課題を抱えている。本計画では、これまで地域課題解決プロジェクト等で得られた漁村コミュニティとのつながりを活かし、漁業作業および地域の祭りや行事への参加・支援の機会をもとに地域のつながりづくりの場を立ち上げることを目的とする。具体的には、以下の方法でアプローチを行なう。
①漁業作業ボランティア受け入れ漁家と協力して地域の中高生への水産業体験、水産理解の機会を設ける。
②水産文化と親和的な祭りや地域行事の聞き取り、とりまとめを行い、情報発信を行なう。
③地域の中高年者から魚食文化について聞き取りを行い、地域の中高生に対して魚食文化の魅力再認識の機会を提供する。
活動エリアは大槌を検討しているが可能であればほかの地域(釜石、陸前高田など)にも活動を展開する。
活動についてはコロナ感染対策に十分留意して、先方と相談しながら実施する。 -
地方財政の観点から復興関連施設に係る維持管理について考える
地域課題解決プログラム
資金支給期間 :
2021年05月-2022年02月研究内容 :
具体的には、釜石市鵜住居復興スタジアムを取り上げ、将来に向けての地域活用の課題を検討する。
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沿岸復興地域の地域福祉事業支援と地域理解のための実践的教育
部局経費
資金支給期間 :
2020年05月-2021年03月研究内容 :
沿岸復興地域では、地域福祉事業として子どもの居場所づくり、および大人・高齢者の居場所づくり事業がおこなわれている。そのような取り組みに本学部地域政策課程の学生が支援・参画する機会を設けることにより、単なるボランティアではなく背景にある地域課題や将来に向けた地域の取組みを学び理解を深めることを、本プロジェクトの目的とする。
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養殖漁業の生産性向上及び担い手の確保、定着について
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2020年05月-2021年03月研究内容 :
大槌町からの申請課題にあるように、岩手県沿岸市町村と同様に新規漁業就業者の減少、高齢による漁業引退者の増加か著しい。沿岸漁業は基本的に家族経営であるが、高齢化に伴い一人経営体への移行が進行中であるなか、漁業者数の維持、担い手確保が喫緊の課題となっている。
前年度、現場漁業者の一人漁業作業の作業種類、作業工程の調査・分析とハード面での作業改善可能性を検討した。今年度はそれをもとに、ワカメ・カキ・ホタテの組み合わせ養殖をモデルとして漁業作業の生産性向上のためのハード面での工夫・方策を調査検討する。同時に今年現場に入った新規就業者の取り組みを調査して、新規就業のための段階的取り組みのモデル化および現状での障害・制約条件の明確化を行なう。その後上記調査を取りまとめ大槌町水産行政に対して必要な施策オプションを提案することを目的とする。 -
漁業経営体の担い手確保の現状に関する研究
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2020年05月-2021年03月研究内容 :
岩手県水産技術センターからの申請課題02にあるように、岩手県でも漁業就業者数の減少は、高齢化等による廃業と併せて後継者の不足が大きな要因である。漁業センサス2013によると、岩手県における「後継者ありの経営体」の割合は平均で23.3%に留まる。そのなかでも市町村別でみると、「後継者ありの経営体」は13.8~35.0%と地域により約2倍 以上もの差がみられる。さらに漁業センサス2018では9.3~34.1%に差が拡大している。
本課題の目的は、上記のようの後継者確保の状況の差がどのような事情、要因によるのかを、漁業地区ごとの漁業種類、生産規模、年代構成、基幹的従事者の年齢構成といった背後条件を指標として複数の漁業地区へ実地調査に入り、現在の漁業経営体の実態について聞き取りを行なう。
収集した聞き取りデータと水産統計データとを関連付けて分析することによって、昨年岩手県が開始した「いわて水産アカデミー」および従来からの漁業担い手確保施策の一助となるよう、より有効な対策を講じるには何が必要なのか要因分析を進めることとする。 -
地域住民の主体性醸成による地域コミュニティ支援
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2020年04月-2022年03月研究内容 :
地域コミュニティ活性化を住民の主体性醸成に焦点を当てながら多角的視点で支援し、これまでコミュニティ活動に積極的ではなかった人たちが参加して、共助の実践者となるための仕組みを構築することを目的とする。金銭・モノなどの獲得・節約を求める利己的動機を利他的行動と結びつけ、利己的満足感と同時に共助を実感する仕組みとする。
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養殖漁業における「作業効率化」の可能性についての調査と研究
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2019年05月-2020年03月研究内容 :
大槌町役場から提案を受けたこの研究の目的は、養殖漁業の作業分析を通じて、作業効率化および作業負担の軽減化を検討し、その結果を漁業従事者と行政支援施策にフィードバックすることである。
実際、学生とともに漁労作業現場に入り、作業分析を通じて作業内容の効率化や機械・道具の導入によって負担軽減化、ひいては一人作業の容易化がどの程度可能かを検討した。 -
沿岸復興地域の子ども事業支援と地域理解のための実践的教育
部局経費
資金支給期間 :
2019年05月-2020年03月研究内容 :
沿岸復興地域では、子どもの居場所づくり、子どもの可能性を拡大・支援する取り組みが行われている。そのような取り組みに本学部地域政策課程の学生が支援・参画する機会を設けることにより、単なるボランティアではなく、背景にある地域課題や将来に向けた地域の取組みを学び理解を深めることを、本プロジェクトの目的とする。
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個性あふれる「地´魚´のまち」発信 ~地元水産業者・地域住民の有機的連携による情報発信を目指して~
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2018年05月-2019年03月研究内容 :
久慈市林水課からの課題提案。
①前年度に開発した「どんこドッグ」の利用可能性を現地で模索した。
➁三陸沿岸でのどんこの活用状況を調査した。
③久慈市侍浜地区でのどんこの活用状況を調査し、次年度以降の連携可能性を検討・相談した。 -
釜石地域における養殖漁業の展望と担い手確保の課題
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2018年05月-2019年03月研究内容 :
岩手県沿岸広域振興局水産部(釜石)からの課題提案。
平成28,29年度の研究結果を踏まえ、釜石地域における養殖漁業の経営と新規担い手確保問題の実地調査。 -
釜石地域における養殖漁業の展望と担い手確保の課題
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2017年05月-2018年03月研究内容 :
岩手県沿岸広域振興局水産部(釜石)からの課題提案。
平成28年度の研究結果を踏まえ、①釜石地域におけるワカメ養殖漁業を中心とした養殖漁業と他の漁業の組み合わせによる漁業経営安定化及び収益確保策のための条件をさらに調査した。
また、②漁業経営の安定化は「漁業担い手確保問題」に直結するため、漁業者、漁協、行政関係者に聞き取りしながら、Uターンを含む後継者確保とIターンによる新規就業者定着が抱える諸課題を整理し、政策パッケージのプロトタイプを作成した。
③取りまとめた内容について、現地報告会を開くとともに漁業者と交流を深めた。 -
珍品水産物活用で、個性あふれる肴場放浪によるまちづくり
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2017年05月-2018年03月研究内容 :
久慈市林水課からの課題提案。
①久慈市漁協、仲卸、鮮魚店の協力を得ながら久慈市域の水産物調査を行ない、テーマ申請書で指摘された「未利用・低利用魚等」をリスト化することによって、そこから活用素材を学生目線で選定する。
②地元鮮魚店、飲食事業者の協力を得て地元水産物消費(水産物の加工・調理)の実態調査を行ない、久慈ならではの魚料理の発掘を行なう。
③これまで久慈来訪者への地魚料理提供機会、その地域ブランド化の機会を逃してきたきらいがあるので、久慈市行政と連携して飲食事業者の意向を探り、観光まちづくりのための魚料理の問題提起・開発提案を行なう。
④「どんこドッグ」を開発し、2月の冬の市でおふるまいを行い(200食)、アンケートを実施し、分析とりまとめを行った。 -
浜の資源を活用した釜石市唐丹地域のまちづくりプラン ~若者目線で地域を探る~
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2017年05月-2018年03月研究内容 :
唐丹町漁協からの課題提案。
唐丹町漁業協同組合では、東日本大震災の被害から立ち上がり、地域の復興やさらなる成長のために地域水産資源のさらなる利活用や水揚げ後の魚介類の新たな販路開拓などを課題とし、積極的に取り組んでいる。
本課題申請では、唐丹町地元で活発化しつつある「漁協を中心とした浜のまちおこし」に岩手大学学生が参画することで、若者、学生の目線から地元水産物活用のための調査と取り組み参画を行ない、地域の活性化の一助となることを目指す。 -
浜の資源カタログ ~釜石市尾崎白浜地区における潜在地域資源の発掘と視覚化、ブラッシュアップに向けて~
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2016年05月-2017年03月研究内容 :
釜石湾漁協女性部からの課題提案。
学生とともに、この地域での漁協女性部魚食普及の活動に参画し、水産復興の状況と集落の現状について調査する。これまでの活動協力と信頼関係をもとに、系統立てて浜の未利用資源と活用方法についての調査を行ない、データベース化(カタログ化)する。その際、現役世代の知識だけでなく年配者の知恵も掘り起こし、ここに若者視点を加味することで魚食文化を地域資源としてブラッシュアップする。
(1)浜の食文化資源をカタログ化によって可視化し,地域の共有知とする(将来他の浜にも拡げる)。
(2)結果を取りまとめ、現地報告会を実施した。
(3)魚食の催しなどに参加し、運営協力した。 -
経営学の立場からみた水産業におけるブランディングおよびマーケティングの検証および水産業の指標づくり
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2016年05月-2017年03月研究内容 :
岩手県沿岸広域振興局水産部(釜石)からの課題提案。
①釜石市の佐須地区について、漁協、漁家経営体に聞き取り調査を行ない、漁家経営の実態調査を実施した。
②ワカメ・コンブ養殖の経営体に絞り,経営実態と環境条件について聞き取りと取り纏めを行なった。
③(1)二世代経営モデル,(2)一世代(夫婦)経営モデル等の経営類型について整理し,事業継続,後継者育成の条件につい取りまとめた。 -
「魚のまち」釜石におけるまちづくりについて
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2016年05月-2017年03月研究内容 :
釜石市水産課からの課題提案。
①釜石魚市場、水産加工事業者に聞き取り調査をおこない、地元客、観光客に魅力のある水産資源と、水産物の提供方法を検討した。またそのためには地元の住民、飲食業者等から水産のまちとして望まれること、参画可能なこと、課題等を聞き取りして取りまとめた。
②水産物の魅力をコンセプト化するために、釜石魚河岸地区の伝統、文化、歴史について調査し、水産物についての「釜石らしさ」を検討する。その上で学生の視点を入れて魚のまちのにぎわいを取り戻すための提案をおこなう。
③可能であれば、従来ある地元の水産イベントや祭りの実情を調査したうえで、水産のまちづくりとして可能な事業のあり方を検討し、提案に結びつける。 -
平成27年度夏期集中講義「経済学特講(地域経済論)」実施における釜石実習計画
部局経費
資金支給期間 :
2015年06月-2016年03月研究内容 :
平成27年9月開講予定の人文社会科学部集中講義「経済学特講(地域経済論)」(2単位)において,三陸沿岸の地域経済の現状理解を深めるため,二日間岩手大学キャンパスで講義を受講し,二日間は1泊2日で現地におけるグリーンツーリズムの体験実習を組み合わせて教育プログラムを実施する。本プロジェクトは、昨年度COC推進室の協力を得、地域連携を念頭に置いて試行事業として実施したが,今年度も教育プログラムの開発を念頭に置いて実施する意向である
濱田武士人文社会科学部客員准教授担当の講義として実施するが,現地では講師を依頼し,プログラム運営全体においては経済コースの教員が協力する。現地メニュー提供は釜石市の「三陸ひとつなぎ自然学校」を予定している。講義(座学)において地方創成の対象となる地域を事例に地域経済問題を学んだうえで,現地における実習,現地のかたとの交流機会をあわせて用意する。 -
三陸地域被災地水産復興調査・支援事業
部局経費
資金支給期間 :
2015年06月-2016年03月研究内容 :
人文社会科学部では東京海洋大学の濱田武士氏を人文社会科学部客員准教授として招聘している。このプロジェクトでは従来から岩手沿岸で水産業について復興調査をおこなっている経済コーススタッフと濱田氏の共同研究というかたちで調査を実施する。
今回の課題としては,水産庁で実施している水産業後継者担い手育成プログラムの実態調査に取り組む。そのために先進取り組み地域である宮古地域をはじめ岩手三陸沿岸地域の自治体,漁協への調査,担い手育成プログラム対象者からの聞き取りを実施し,将来の沿岸地域水産業の持続可能性の条件等を検討する。漁業者の後継者問題という切り口から三陸沿岸被災地の水産復興に関連する現状と課題の調査、沿岸自治体水産行政・漁協との連携,取り組み課題の析出をおこなう。 -
仮設商店街呑兵衛横町の研究
全学経費(学長裁量経費を除く)
資金支給期間 :
2015年05月-2016年03月研究内容 :
釜石市からの課題提案。震災によって被災し仮設で再開した呑兵衛横町の研究と,地域資源として復興まちづくりにおける活用策の提案。
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三陸地域被災地(釜石)での集中講義受講と地域交流による地域貢献人材の育成
部局経費
資金支給期間 :
2014年06月-2015年03月研究内容 :
三陸地域被災地(釜石)での集中講義と地域交流による地域貢献人材の育成
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東日本大震災被災地における水産業中小企業と地域雇用の再生
財団等からの助成金
資金支給期間 :
2014年01月-2015年03月研究内容 :
被災地水産関連経済の復興と地域雇用の再生についての調査研究