所属 |
岩手大学 農学部 附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター |
職名 |
教授 |
担当授業科目 【 表示 / 非表示 】
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2017年度
農場実習Ⅰ
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2017年度
農場実習Ⅰ
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2017年度
農場実習Ⅱ
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2017年度
雑草防除論
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2017年度
卒業研究
指導学生数 【 表示 / 非表示 】
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2021年度
卒業研究指導(学部):2人
副研究指導(学部):3人
学位論文審査(学部・主査):3人
学位論文審査(学部・副査):2人
研究指導(修士・主任指導):1人
学位授与者数(修士・主任指導):1人
学位論文審査(修士・主査)/ 教育実践研究報告書審査(主担当):1人
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2020年度
卒業研究指導(学部):3人
副研究指導(学部):3人
学位論文審査(学部・主査):3人
学位論文審査(学部・副査):3人
研究指導(修士・主任指導):1人
学位論文審査(修士・副査)/ 教育実践研究報告書審査(副担当):1人
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2019年度
卒業研究指導(学部):2人
学位論文審査(学部・主査):2人
研究指導(修士・主任指導):2人
学位授与者数(修士・主任指導):2人
学位論文審査(修士・主査)/ 教育実践研究報告書審査(主担当):2人
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2018年度
卒業研究指導(学部):1人
副研究指導(学部):2人
学位論文審査(学部・主査):1人
学位論文審査(学部・副査):2人
研究指導(修士・主任指導):2人
学位論文審査(修士・副査)/ 教育実践研究報告書審査(副担当):1人
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2017年度
卒業研究指導(学部):2人
副研究指導(学部):1人
学位論文審査(学部・主査):2人
学位論文審査(学部・副査):1人
学位論文審査(博士・副査):1人
FD 研修・教育研究会における発表 【 表示 / 非表示 】
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情報提供、在学時に支援を受けていた卒業生から
教育研究会名 : 学生支援を考える教職員FD・SD研修会
開催年月 : 2020年02月
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新システム I Assistant 2.0 の概要
教育研究会名 : 農学部FD研修
開催年月 : 2019年12月
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特別な配慮を要する学生を指導したことのある教員から
教育研究会名 : 学生支援を考える教職員FD・SD研修会
開催年月 : 2018年12月
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「教育の内部質保証」の観点からのデータ分析結果(農学部)
教育研究会名 : 農学部FD研修
開催年月 : 2018年11月
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教員分析レポート報告会
教育研究会名 : 農学部FD講演会
開催年月 : 2018年09月
学生向けの課外活動・セミナーの実施 【 表示 / 非表示 】
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2021年度
学生特別支援室と連携して、特別支援指定を受けた学生向けに農業生産体験を行った。
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2020年度
学生特別支援室と連携して、特別支援指定を受けた学生向けに農業生産体験を行った。
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2019年度
学生特別支援室と連携して、特別支援指定を受けた学生向けに農業生産体験を行った。
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2018年度
学生特別支援室と連携して、特別支援指定を受けた学生向けに農業生産体験を行った。
研究経歴 【 表示 / 非表示 】
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在来野菜品種の利活用技術の開発
研究期間:
2019年07月-継続中研究課題キーワード : 在来種 在来品種 野菜 花
研究態様: 国内共同研究
研究制度: その他の研究制度
研究活動内容
岩手の在来野菜品種である「南部甘藍」および「小岩井蕪」は、いずれもきれいな菜の花を咲かせる。そこで、これら在来野菜品種を、観賞用の菜の花に利用する方法を検討している。
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トマトを利用した遺伝教材の開発
研究期間:
2018年10月-継続中研究課題キーワード : 遺伝 教材 トマト メンデル
研究態様: 個人研究
研究制度: その他の研究制度
研究活動内容
トマト(ミニトマト)は、自殖性でありながら交配操作も容易で、かつ果実の色や大きさなどによく知られた遺伝変異を多く含んでいる。これら形質の異なるミニトマトを小学校~高等学校の遺伝教材に利用することを目指し、そのためのトマト固定系統の選抜を進めている。
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イネ初冬直播き栽培法の確立
研究期間:
2016年11月-継続中研究課題キーワード : イネ 直播き 初冬 越冬
研究態様: 機関内共同研究
研究制度: 新技術・新分野創出のための基礎研究推進事業
研究活動内容
亜熱帯原産であるイネを、寒冷地の初冬に直播きして、発芽前に越冬させ、翌春からは栽培を行って、秋に収穫する、「イネ初冬直播き栽培」技術の確立をめざしている。
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加熱調理用のクッキングトマト品種育成と栽培技術の開発・普及活動
研究期間:
1997年04月-継続中研究課題キーワード : クッキングトマト 加熱調理用トマト 心止まり性 ジョイントレス性 極早生
研究態様: 国内共同研究
研究制度: その他の試験研究機関
研究活動内容
日本では普及していない加熱調理専用のクッキングトマト品種の育成、その栽培方法の確立、さらに普及活動を行っている。生食に偏っている日本のトマト消費の一部でも加熱調理に向けることができれば、野菜生産振興のみに関わらず、野菜摂取量の大幅増加にもつなげることができると考えられる。
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ハクサイの晩抽性育種
研究期間:
1983年10月-継続中研究課題キーワード : ハクサイ 晩抽性 とう立ち 栄養生長 生殖生長
研究態様: 国内共同研究
研究制度: その他の試験研究機関
研究活動内容
Brassica rapa L.に属する植物の中で、例外的に長日に支配される極晩抽性を見出し、育種素材の「つけな中間母本農2号」を育成した。この特異な晩抽性を利用した結球性ハクサイの極晩抽性品種を育成するため、開花抑制遺伝子BrFLCの機能解明、DNAマーカーの開発などを行って、近い将来に実用F1品種を発表できる見通しである。
論文 【 表示 / 非表示 】
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初冬乾田直播き水稲栽培における耕起・鎮圧法が出芽率に及ぼす影響
西政佳、田口芳彦、加藤千尋、下野裕之、由比進
日本作物学会東北支部会報 ( 日本作物学会東北支部 ) ( 64 ) 15 - 16 2021年12月
学会誌 共著・分担
1回耕起に比べ2回耕起区では出芽率が低下したが、これは深播きによるものと考えられる。2回耕起は最初の耕起によって地盤が柔らかくなり、播種機が沈み込んで深播きになりやすい欠点がある反面、廃ワラや残渣を埋め込み表面をきれいにする利点がある。また、土壌中で発芽しているものの出芽できない種子が約4割あったことから、播種深度を調整することによって出芽率をさらに向上させる可能性がある。
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及川聡子、鈴木健策、西 政佳、由比 進、松波麻耶、下野裕之
日本作物学会紀事 ( 一般社団法人 日本作物学会 ) 90 ( 1 ) 1 - 9 2021年01月 [査読有り]
学会誌 共著・分担
寒冷地において、雪解け後の作業制約や春作業の競合がない初冬直播き栽培は、模拡大やコスト低減を実現する有効な手段の1つである。本研究では、初冬直播き栽培での越冬後の出芽率に与える種子への薬剤処理の効果と採種年の影響を評価した。コーティング資材を含め全26種の薬剤処理の効果を検討した結果、最も効果の高い薬剤はチウラム水和剤 (キヒゲンR-2フロアブル、以下KG) であり、対照 (無コーティング、当年産種子、休眠打破なし) での越冬後の出芽率3~9%より17ポイント向上させた。また、前年産と当年産の種子では前年産の出芽率が低下すること、また種子の休眠打破処理によって出芽率が大幅に低下することを明らかにした。すなわち、初冬直播きにおいてKGが有効な種子薬剤であることを見出すとともに、種子休眠の維持が初冬直播き栽培の出芽率の向上に重要であることを示した。
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市販のミニトマトF1品種とその後代F2を 利用してメンデルの法則を体験する
猿舘みのり、白井賢太朗、秋田 薫、馬場健一郎、渡邉 学、中西 啓、由比 進
生物教育 ( 一般社団法人 日本生物教育学会 ) 62 ( 1 ) 2 - 11 2020年12月 [査読有り]
学会誌 共著・分担
トマトは自殖性植物であることから、市販のミニトマト F1品種「オレンジキャロル(サカタのタネ)、アイコ(サカタのタネ)、ティンカーベル(ナント種苗)」を栽培して収穫した果実から、自家受精(自殖)したF2種子を得た。このF2世代を径10.5cmの小ポットでそれぞれ104個体、70個体、41個体栽培したところ、葉色および生育、果肉色、果皮色など、複数の形質について簡単に識別できる遺伝分離が認められた。特に「オレンジキャロルF2」ではメンデルの優性の法則、分離の法則、独立の法則のすべてを観察することができた。このように、市販のミニトマトF1品種を普通に栽培して収穫した果実から種子を得れば、遺伝分離を観察できるF2種子が交配操作なしで得られる上、多数個体を栽培して遺伝分離を観察することも比較的容易であることが明らかになった。この「オレンジキャロルF2」を利用した実験に高校生が取り組み、栽培に成功して遺伝分離を観察することができた。また、実験後のアンケート結果から、遺伝への興味とメンデルの法則への理解が有意に向上していた。このように、市販のミニトマトF1品種を利用して遺伝法則を体験する方法は交配操作なしで容易に行える長所があり、葉色の遺伝分離だけであれば播種後2~3週の短期間で観察することが可能である。一方で、遺伝観察の基本である両親系統を入手することができないことはこのような手法の問題点であり、限界でもある。
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鉄のコーティングは水稲の初冬直播き栽培における出芽率を向上させる
及川 聡子、西 政佳、由比 進、柏木 純一、中島 大賢、市川 伸次、木村 利行、大平 陽一、長菅 輝義、黒田 榮喜、松波 麻耶、下野 裕之
日本作物学会紀事 88 ( 4 ) 259 - 267 2019年10月 [査読有り]
学会誌 共著・分担
寒冷地における水稲栽培の作期拡大を目的として,雪解け後の春作業の制約を受けない初冬播き乾田直播栽培の可能性が検討されている.水稲の初冬直播き栽培の実用化においては,出芽率の向上が極めて重要な課題である.本研究では,初冬直播き栽培での出芽率向上のため,種子表面へのコーティング素材 3種類(鉄,カルパー,デンプン)を検討した.2016/2017年に岩手県において,初冬直播き栽培での出芽率は無コーティングでは2%に低下するのに対して,3つの素材のうち鉄をコーティングした場合のみ24%まで有意に向上した.鉄のコーティングによる出芽率の向上効果を2017/2018年に4品種(ひとめぼれ,まっしぐら,あきたこまち,萌えみのり)について検討した結果,無コーティングでは1~3%であった出芽率が鉄のコーティングによって11~30%に有意に向上した.岩手県以外の4地点(北海道,青森県,秋田県,三重県)でも,同様の結果が得られた.以上,種子表面への鉄のコーティングが初冬直播き栽培での出芽率向上に高い効果を示すことを明らかにした.
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ホウレンソウの品種および栽培の違いが加熱後の葉色の保持に与える影響
片岡 園、本城正憲、高畑義人、由比 進
園芸学研究 17 ( 2 ) 199 - 210 2018年04月 [査読有り]
学会誌 共著・分担
ホウレンソウの加熱後の光照射による葉色変色に関する知見を得るため、48品種を用い栽培条件を変え、外観形質および品質成分について調査を行った。伸長性、クロロフィル含量、Brix糖度、総ビタミンC含量について大きな品種間差異があったが、これらの形質と葉色の間には密接な関係は見られなかった。また、葉色の品種間差異には栽培条件と密接な関係は見られず、3回の異なる播種期に関わらず葉色の品種間差異は安定していた。寒締め栽培したものは葉色が濃い評価を得たが、クロロフィル含量は慣行栽培と比較して有意な差はなく、葉色の濃さは葉の厚みなど単位面積あたりのクロロフィル含量の増加によると推察された。また、寒締めによりBrix糖度、ビタミンC(アスコルビン酸)は増加したが、品種間差が大きく、Brix糖度では6.7 °~22.8 °、アスコルビン酸では21.3~219.1 ㎎/100 gの差異があった。加熱後の光照射による葉色の変化は、経時的にa*が上昇,b*が減少、彩度が下がることで示された。明度および色相角は品種・光照射時間により有意な差は見られなかった。生鮮葉、加熱・光照射下ともに明度および彩度が低い品種を官能で葉色が濃いと評価する傾向があり、生鮮葉で濃い品種は加熱・光照射下においても濃いと評価された。生鮮時に葉色が薄い品種は濃い品種よりも加熱・光照射による変色の程度が大きく、生鮮時に葉色が濃い品種を選択することで良好な葉色を保持することが可能である。
著書 【 表示 / 非表示 】
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中野明正、東出忠桐、松田 怜、鈴木克己、由比 進ら ( 担当範囲: 第2章 遺伝と育種(p37-70) )
農山漁村文化協会 2020年03月 ISBN: 978-4-540-19117-6
翻訳書
総説・解説記事 【 表示 / 非表示 】
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北東北における露地トマト早どりの試み
佐藤春奈、由比 進
持続型農業生産技術研究 ( 岩手大学農学部附属寒冷FSC 持続型農業生産技術分野 ) 10 1 - 4 2017年06月
報告
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クッキングトマトの塩類ストレス栽培および生食時と加熱調理時の食味比較
三浦悠真、由比 進
持続型農業生産技術研究 ( 岩手大学農学部附属寒冷FSC 持続型農業生産技術分野 ) 11 3 - 7 2018年06月
報告
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北海道・東北地域 大学附属農場協議会および教育研究集会
由比 進
持続型農業生産技術研究 ( 岩手大学農学部附属寒冷FSC 持続型農業生産技術分野 ) 11 1 - 2 2018年06月
報告
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学内特別支援学生向けの野菜づくり
由比 進、新村 曉
持続型農業生産技術研究 ( 岩手大学農学部附属寒冷FSC 持続型農業生産技術分野 ) 12 30 - 30 2019年06月
報告
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手押し運搬車(一輪車)の作業性を向上させる一本のベルト
由比 進
持続型農業生産技術研究 ( 岩手大学農学部附属寒冷FSC 持続型農業生産技術分野 ) 12 3 - 7 2019年06月
報告
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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水稲の初冬直播き栽培における緩効性窒素肥料の溶出パターン
口頭(一般) 早坂和希、西政佳、由比進、鈴木健策、相川直子、松波麻耶、下野裕之
第253回日本作物学会講演会 (オンライン開催)
2022年03月日本作物学会
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四季成り性のイチゴ新品種「夏のしずく」
ポスター(一般) 本城正憲、塚﨑光、由比進、片岡園、他14名
令和3年度園芸学会秋季大会 (岐阜大学)
2021年09月園芸学会
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市販ミニトマトF1品種の後代(F2)を利用した遺伝観察 - 高校での実践例
ポスター(一般) 秋田 薫、馬場健一郎、(6名略)、猿舘みのり、白井賢太朗、由比 進
日本生物教育学会第104回全国大会 (北海道教育大学旭川校)
2020年01月日本生物教育学会
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寒冷地における水稲の初冬直播き栽培技術の開発
ポスター(一般) 及川聡子、西 政佳、由比 進、松波麻耶、黒田榮喜、下野裕之
The 3rd International Symposium on Innovations in Plant and Food Sciences (中国・福建省)
2019年12月 -
「つけな中間母本農2号」型BrFLC遺伝子がハクサイの低温要求性に及ぼす影響
ポスター(一般) 和崎俊文、塚崎 光、西川和裕、北本尚子、由比 進
第14回東北育種研究集会
2019年11月
産業財産権 【 表示 / 非表示 】
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晩抽性ハクサイ品種「いとさい1号」
品種登録
特願 35753 特開 0
出願日: 2021年10月04日
公開日: 2022年03月01日
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イチゴ品種 「夏のしずく」
品種登録
特願 35039
出願日: 2020年11月05日
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イチゴ品種 「そよかの」
品種登録
特願 33721
出願日: 2019年02月19日
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直播栽培用の植物種子のコーティング処理法、直播栽培用のコーティング処理済み植物種子および植物種子の栽培方法
特許
特願 201910106616X
出願日: 2019年02月02日
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直播栽培用の植物種子のコーティング処理法、直播栽培用のコーティング処理済み植物種子および植物種子の栽培方法
特許
特願 特願2018-017215
出願日: 2018年02月02日
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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メンデル遺伝を手軽に体験できるミニトマト教材の開発
基盤研究(C)
代表者: 由比 進
支払支給期間:
2022年04月-2025年03月獲得年度・受入金額(円)・間接経費(円)
2022年度・ 390,000円・ 90,000円
2023年度・ 520,000円・ 120,000円
2024年度・ 260,000円・ 60,000円
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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わが国の稲作のイノベーションを実現する初冬直播き栽培法の確立
イノベーション創出強化研究推進事業
資金支給期間 :
2021年04月-2024年03月研究内容 :
春作業を平準化して規模拡大を可能にする水稲初冬直播き技術を、多様な経営規模や経営形態の生産者が簡易に導入しやすい栽培体系とするため、(1)採種・種子保存技術、(2)病虫害防除技術、(3)施肥管理技術、(4)支援システム、を開発する。
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作業分散・規模拡大のための超省力初冬播き水稲栽培法の確立
農研機構生研支援センター「イノベーション創出強化研究推進事業」
資金支給期間 :
2018年04月-2020年03月研究内容 :
積雪下の土中でのイネの種子生存率を向上させるため、(1)各地域での最適な播種時期の設定、(2)種子表層コーティング、植物ホルモン等による種子の休眠性、種子の透過性の制御、病害防除による種子の越冬性の誘導、(3)播種方法や耕起方法の組み合わせによりる土壌物理環境の種子の生存のための最適化、以上3つの観点から「初冬直播栽培」を広域で利用できる技術を開発する。
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ブランド化を促進する果実等の生産・加工技術の実証研究
食料生産地域再生のための先端技術展開事業
資金支給期間 :
2014年04月-2018年03月研究内容 :
品種および生理生態特性等の解明や加熱調理用トマト品種の活用によって施設と組み合わせた新たな作型開発を行い、低コストで生産性の高いトマト栽培法を確立する。
また、機能性や加工適性も合わせて評価することにより良食味かつ加工適性の高い品種や栽培技術を導入し、加熱調理・加工いずれの用途についても付加価値向上を図る。 -
長日要求性素材と遺伝子解析を応用した アブラナ科極晩抽性実用品種の開発
JST研究成果最適展開支援プログラム(A-STEP)シーズ育成タイプ
資金支給期間 :
2012年10月-2017年07月研究内容 :
ハクサイ、ツケナ、カブなどは、低温下で生育させると花芽分化して茎が急速に伸長する抽だいを引き起こしてしまう。抽だいによる品質低下を防ぐため、既存技術ではエネルギーを投入して加温することにより、早期抽だいを防いでいる。本課題では、低温ではなく長日によって花芽分化する「つけな中間母本農2号(以下、農2号)」の極晩抽性と、普通のハクサイが持つ結球性、さらに越冬性を併せ持ったハクサイ実用F1品種を育成する。これにより既存品種では不可能な新作型を開発し、エネルギーの直接投入を必要としない、環境負荷の少ない農業を実現することが目標である。
共同研究希望テーマ 【 表示 / 非表示 】
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在来品種を利用した地域おこし
共同研究実施形態 : 産学連携、民間を含む他機関等との共同研究等を希望する
産学連携協力可能形態 : その他
所属学協会 【 表示 / 非表示 】
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2008年10月-継続中
日本生物教育学会
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1997年04月-継続中
園芸学会東北支部会
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1983年10月-継続中
園芸学会
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1980年04月-継続中
日本育種学会
学会活動 3(学会誌の編集・査読) 【 表示 / 非表示 】
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The Horticulture Journal [査読 (2019年10月)]
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The Horticulture Journal [査読 (2017年12月)]
マスメディアによる報道 【 表示 / 非表示 】
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2018年度
イネ初冬直播き
掲載紙:岩手日報(20181121)、産経新聞東北版(20181121)、河北新報東北版(20181201)、日経新聞東北版(20181206)、朝日新聞岩手版(20181219)、日経産業新聞(20181217)、産経新聞東北版(20190210)報道区分: 全国報道
メディア区分: 新聞
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2018年度
イネ初冬直播き
・NHK盛岡 https://www3.nhk.or.jp/lnews/morioka/20181120/6040002660.html
・テレビ岩手 http://www.tvi.jp/nnn/news88515289.html報道区分: 国内報道(全国報道を除く)
メディア区分: テレビ
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2018年度
イネ初冬直播き
Yahoo News https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000562-san-soci報道区分: 全国報道
メディア区分: インターネット
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2018年度
ミニカリフラワー「姫かりふ」の生産・出荷
掲載紙
岩手日報(20181216)、河北新報(20181214)報道区分: 国内報道(全国報道を除く)
メディア区分: 新聞
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2018年度
ミニカリフラワー「姫かりふ」
報道区分: 国内報道(全国報道を除く)
メディア区分: テレビ
その他研究活動の特記すべき事項 【 表示 / 非表示 】
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2021年度
「メンデルが居たプロジェクト」
ここ数年で、メンデルの遺伝の法則を容易に観察できる教材に適したミニトマト系統を選抜育成してきた。これらのミニトマト系統および栽培に必要な資材一式をまとめて、岩手県内の小学校および高校に提供した。 -
2020年度
「メンデルが居たプロジェクト」
ここ数年で、メンデルの遺伝の法則を容易に観察できる教材に適したミニトマト系統を選抜育成してきた。これらのミニトマト系統および栽培に必要な資材一式をまとめて、福島県の小学校、神奈川県の中学校、愛知県の高等学校、京都府の中学校に提供し、実際に遺伝現象を体験する試み「メンデルが居たプロジェクト」を継続して行っている。 -
2018年度
2019年1月の生物教育学会において、『市販トマト品種を用いた「メンデルの法則」の観察』の発表を行った。この際、この教材に興味を示した主に高等学校理科教員に、後日トマトF2種子を送付し、遺伝現象の観察指導を続けている。
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2018年度
平成30年度 北海道・東北地域大学附属農場協議会ならびに教育研究集会
岩手大学滝沢農場にて(主催)
国・地方自治体等の委員歴 【 表示 / 非表示 】
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岩手県
委員会等名 : 岩手県農業農村指導士選考委員会
役職名 : 岩手県農業農村指導士選考委員
2018年08月-継続中 -
岩手県
委員会等名 : 岩手県農業研究センター外部アドバイザー
役職名 : 外部アドバイザー
2016年01月-継続中
企業・団体等への指導等 【 表示 / 非表示 】
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2017年度 アグリフューチャー
指導等の内容 :
もみ殻培地によるクッキングトマト「すずこま」の栽培について、技術相談に応じた。
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2017年度 岩手なつあかり研究会
指導等の内容 :
寒冷地におけるイチゴ生産、とりわけ夏秋どりの振興を目標に設立された民間団体。生産者、実需者、流通業者、大学試験研究機関職員、等によって構成されている。北東北において、6~7月以降に収穫できる作型および適品種の紹介およびアドバイスを行っている。
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2017年度 株式会社セラム
指導等の内容 :
株式会社セラムが取り組んでいるPFI方式の島根刑務所におけるトマト栽培に、クッキングトマト「すずこま」を導入するための技術指導を行った。
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2017年度 JA伊豆あいら
指導等の内容 :
静岡県のJA伊豆あいらにおいて取り組んでいる、クッキングトマト「すずこま」の栽培および利用法に関わる技術指導を行った。
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2017年度 セキスイハウス
指導等の内容 :
クッキングトマト「すずこま」を活用する、都市近郊型施設の建設に関わる技術相談。
生涯学習支援実績 【 表示 / 非表示 】
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岩手県立大学総合政策学部ゼミの実習
種類 : 講習会
担当部門(講演題目) : ゼミ学生向けの実習他の指導。
2017年05月-2017年11月 -
富士大学フィールドワーク
種類 : 講習会
担当部門(講演題目) : 富士大学のフィールドワークの立案、指導および講習。
2017年07月 -
大館鳳鳴高校「美味しい野菜をつくる法則」
種類 : 講習会
担当部門(講演題目) : 大館鳳鳴高校SSH大学研究室訪問の一環で、「美味しい野菜をつくる法則」の講演依頼を受け、時期や育て方の違いで、果物の甘さはどう変わるか、糖度計の数値にはどのような意味があるか、等について解説した。
2017年04月-2017年05月 -
岩手県立盛岡みたけ支援学校の実習
種類 : 講習会
担当部門(講演題目) : みたけ支援学校の農場における実習の立案および指導。
2017年05月-2017年11月 -
岩手大学教育学部附属支援学校の実習
種類 : 講習会
担当部門(講演題目) : 附属支援学校の農場実習の立案および指導。
2017年10月
産学官民連携活動 【 表示 / 非表示 】
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釜石市 農政推進協議会
実績年度 : 2021年度
活動区分 : 技術支援及び技術相談
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南部甘藍菜の花計画 (岩手町立石神の丘美術館)
実績年度 : 2020年度
活動区分 : プロジェクト
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釜石市 農政推進協議会
実績年度 : 2020年度
活動区分 : 技術支援及び技術相談
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水田用遠隔操作排水弁の開発
実績年度 : 2019年度
活動区分 : 技術支援及び技術相談
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いわてi-Sake プロジェクト
実績年度 : 2019年度
活動区分 : 技術支援及び技術相談
他大学等の非常勤講師 【 表示 / 非表示 】
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盛岡大学
地域食材資源論の講義のうち、野菜に関わる3回を担当している。 ( 2021年10月 ~ 2021年11月 )
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盛岡大学
地域食材資源論の講義のうち、野菜に関わる3回を担当している。 ( 2020年11月 )
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盛岡大学
地域食材資源論の講義のうち、野菜に関わる3回を担当している。 ( 2019年10月 ~ 2019年11月 )
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盛岡大学
地域食材資源論の講義のうち、野菜に関わる3回を担当している。 ( 2018年11月 )
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盛岡大学
地域食材資源論の講義のうち、野菜に関わる3回を担当している。 ( 2017年10月 )
ボランティア・寄与など 【 表示 / 非表示 】
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2021年度
ボランティア
テンパーク主催のこども食堂において、夜間の星空観察ボランティアを行った。
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2019年度
ボランティア
盛岡市子ども科学館のナイトミュージアムにおいて、年数回の科学普及活動ボランティアに従事している。
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2018年度
ボランティア
盛岡市子ども科学館のナイトミュージアムにおいて、年数回の科学普及活動ボランティアに従事している。
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2017年度
ボランティア
盛岡市子ども科学館のナイトミュージアムにおいて、年数回の科学普及活動ボランティアに従事している。
その他社会貢献活動の特記すべき事項 【 表示 / 非表示 】
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2019年度
NHK総合「あさイチ」で放映されるトマトについて、品種・栽培・機能性成分その他情報提供を行った。
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2019年度
豪雨・土砂災害などの被災地復興で活躍する手押し一輪車(運搬車)の作業性をベルト1本で大きく向上させる方法について、被災地のボランティア活動を管轄する社会福祉協議会などへの周知に努めた。この方法はマスコミ、インターネットを通じて紹介され、SNSなどで大きな話題になった。
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2019年度
滝沢農場において、「第1回大学農場で学ぶ食と農と生物学」を開催し、講師を担当した。
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2019年度
イチゴ栽培に関わる農家に対する技術指導。
大学運営活動履歴 【 表示 / 非表示 】
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2021年度
いわてアグリフロンティアスクール副校長 (アグリフロンティアスクール副校長)
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2021年度
附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター共同利用運営委員会 (附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター共同利用運営委員会の委員)
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2021年度
農場運営業務 (農場運営業務)
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2021年度
農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター長
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2021年度
いわてアグリフロンティアスクール運営委員会・評価委員会 (いわてアグリフロンティアスクール評価委員)