所属 |
岩手大学 農学部 食料生産環境学科 |
職名 |
准教授 |
研究室住所 |
岩手県 岩手県盛岡市上田 |
研究室 |
資源経済・政策と数理資源研究室 |
ホームページ |
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メールアドレス |
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石村 学志 (Gakushi Ishimura)
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出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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-2010年03月
ブリティッシュ・コロンビア大学 資源管理及び環境 資源政策・経済 博士課程 修了
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-2007年08月
ノルウエー経済経営高等学院 経済学研究科 経済(客員大学院生) 博士課程 その他
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-2003年06月
ワシントン大学 海洋政策学大学院 修士課程 修了
取得学位 【 表示 / 非表示 】
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ブリティッシュ・コロンビア大学 - Ph.D. 2010年03月30日
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ワシントン大学 - Master of Marine Affairs 2003年06月30日
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北海道大学 - 水産学学士 1997年03月31日
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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2017年04月-2020年03月
岩手大学 国際連携室 准教授 [兼務]
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2016年04月-継続中
岩手大学 農学部 食料生産環境学科 准教授 [本務]
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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2019年04月-継続中
独立研究法人 国立環境研究所 客員研究員
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2019年04月-2021年03月
アイスランド大学ビジネス学部 博士指導教員
担当授業科目 【 表示 / 非表示 】
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2016年度
水産科学入門
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2016年度
基礎ゼミナール
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2016年度
生物統計学
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2016年度
食料生産環境学概論
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2017年度
漁業・漁業資源経済学
指導学生数 【 表示 / 非表示 】
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2021年度
卒業研究指導(学部):6人
大学院研究生(修士・専門職学位課程):5人
大学院研究生(博士):1人
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2018年度
卒業研究指導(学部):4人
学部研究生:1人
大学院研究生(修士・専門職学位課程):2人
研究指導(博士・主任指導):1人
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2017年度
学部研究生:1人
その他教育活動の特記すべき事項 【 表示 / 非表示 】
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2017年度
学生生活指導活動
1年生、2年生対象の個別面談
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2016年度
学生生活指導活動
コース学生全員対象の個別面談を一年で4回施行
論文 【 表示 / 非表示 】
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The future of food from the sea
Christopher Costello, Ling Cao and Stefan Gelcich, Miguel Angel Cisneros, Christopher M. Free, Halley E. Froehlich, Elsa Galarza, Christopher D. Golden, Gakushi Ishimura, Jason Maier, Ilan Macadam-Somer, Tracey Mangin, Michael C. Melnychuk, Masanori Miyahara, Carryn de Moor, Rosamond Naylor, Linda Nøstbakken, Elena Ojea, Erin O’Reilly, Giacomo Chato Osio, Ana M. Parma, Fabian Pina Amargos, Andrew J. Plantinga, Albert Tacon, and Shakuntala H. Thilste
Nature 588 95 - 100 2020年12月 [査読有り]
国際的学術誌 共著・分担
増加し続ける世界の食料需要は、食料供給を持続的に増加していけるのかどうかを切実に問い続けている。陸上からの食料供給拡大は可能だが、それは気候変動や生物多様性喪失を深刻化させ、さらに他の生態系サービスの供給を阻害する恐れがある。海洋からの食料が食用の肉類生産の17%にすぎない現状の下、本研究で我々は、2050年までに海洋にどれだけの食料を持続可能な生産として期待できるのか検討を行った。我々は、海洋の主要な食料生産部門である、天然漁獲漁業、魚類の海洋養殖および二枚貝類の海洋養殖を対象に、生態系、経済、制度的規制および技術の制約条件を考慮した「持続可能供給曲線」を推定した。また、得られた持続可能供給曲線に需要シナリオを重ねることにより、将来の海洋食料生産量を推定した。その結果、我々が推定した、政策改革および技術革新を前提とする需要変化・供給シナリオによって、海洋からの食料は2050年までに、現在の生産量の36~74%増に相当する2100~4400万トンの増加が可能であることが明らかになった。これは、2050年までに98億人に達する世界人口に必要となる全肉類の推定増加量の12~25%に相当する。海洋からの全ての食料生産部門で増産が見込まれる中、特に海洋養殖増産の大きな可能性が推定された。こうした海洋からの潜在的食料生産が持続可能な形で実現されるかどうかは、政策改革や技術革新、将来の需要変化などの要因に左右されるだろう。
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Exploring economic optimum fishing efforts: a case of Japanese swordfish longline fishery
Gakushi Ishimura, Keita Abe, Kaitoh Kanazawa, Tomoaki Goto
Fisheries Science ( Springer ) 2022年01月 [査読有り]
国際的学術誌 共著・分担
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Small-scale fisheries in developed countries: Looking beyond developing country narratives through Japan’s perspective
Author links open overlay panelLydia C.L.Teh Louise S.L.Teh, Keita Abe, Gakushi Ishimura, RaphaelRoman
Marine Policy 2020年11月 [査読有り]
国際的学術誌 共著・分担
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Ambitious subsidy reform by the WTO presents opportunities for ocean health restoration
Christopher Costello, Katherine Millage, Sabrina Eisenbarth, Elsa Galarza, Gakushi Ishimura, Laura Lea Rubino, Vienna Saccomanno, U. Rashid Sumaila & Kent Strauss
Sustainability Science 2020年09月 [査読有り]
国際的学術誌 共著・分担
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The High Level Panel for Sustainable Ocean Economy Blue Paper:The future of food from the sea
Christopher Costello, Ling Cao and Stefan Gelcich, Miguel Angel Cisneros, Christopher M. Free, Halley E. Froehlich, Elsa Galarza, Christopher D. Golden, Gakushi Ishimura, Jason Maier, Ilan Macadam-Somer, Tracey Mangin, Michael C. Melnychuk, Masanori Miyahara, Carryn de Moor, Rosamond Naylor, Linda Nøstbakken, Elena Ojea, Erin O’Reilly, Giacomo Chato Osio, Ana M. Parma, Fabian Pina Amargos, Andrew J. Plantinga, Albert Tacon, and Shakuntala H. Thilsted
The High Level Panel for Sustainable Ocean Economy 2019年12月 [査読有り]
その他(含・紀要) 共著・分担
This paper considers the status and future trends of food production through fisheries and aquaculture at regional and global scales; the opportunities of ocean-based food in achieving SDG 2 (Zero Hunger); and recommendations for how current barriers might be overcome to transition to more sustainable and abundant food production from the ocean.
著書 【 表示 / 非表示 】
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深き海の魚たち:資源開拓と有効利用に向けて
落合芳博編:石村学志
丸善プラネット 2017年04月 ISBN: 9784863453258
単行本(一般書)
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エコラベルによる持続可能な漁業:農林水産の経済学
島畑敦史、石村学志
中央経済社 2015年01月
学術図書
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Tuna stock status and changes in fisheries
Miyake, M. P., P. Guillotreau,CH. Sun and G. Ishimura
Food and Agricultural Organization of United Nation 2010年01月
学術著書
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Defining sustainability of fishery resource
Ishimura, G., and M. Bailey
United Nations University Press 2011年01月
学術著書
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U. S. Marine Ecosystem Habitat Values
Sumaila, U.R., J. Alder, G. Ishimura, W. W. L. Cheung, L. Dropkin, S. Hopkins, S. Sullivan and A. Kitchingman
Willey-Blackwell 2010年01月
学術著書
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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不確実性下の 国際共有水産資源政策 東シナ海の日中協力への応用
口頭(招待・特別) Gakushi Ishimura
Workshop on Chinese-Japan Cooperation on Marine Fisheries Management and Marine Environment Protection in the East China Sea
2018年04月 -
日本における漁業資源の潜在便益推定: Upside Bioeconomic Model構築と限定的結果考察
口頭(一般) 徳永佳奈恵(東大海洋アライアンス)石村学志(岩手大農)阿部景太(ワシントン大経済)・Jennifer Couture・大塚和彦(Environmental Defense Fund)
日本水産学会春季大会
2018年03月 -
社会関係資本としての「漁業協同組合」:「公平性」からの共有自然資本管理の独自性と有効性
口頭(一般) 石村学志 (岩手大学農)・阿部景太(ワシントン大経済)・塩田卓也 (ノルウエー経済高等学院経済)・ 大塚和彦(Environmental Defense Fund)
日本水産学会春季大会
2018年03月 -
Optimizing fishing strategies and spatial management by linking spatial abundance information and economic indicators
口頭(一般) Gakushi Ishimura, Keita Abe
IMBIZO 5: Marine biosphere research for a sustainable ocean: Linking ecosystems, future states and resource management
2017年10月 -
Strategic Activities to establish "FishBase Japan”
口頭(一般) Tomoaki Goto Chunhong Yuan Hideharu Tsukagoshi Shogo Kajiwara Gaku Ishimura*
2017 FishBase Consortium Meeting (Royal Museum of Central Africa, Tervuren Belgium)
2017年09月
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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多魚種漁獲による不確実性に強い日本型ポートフォリオ漁業の理論化と政策探求研究
基盤研究(B)
支払支給期間:
2018年08月-継続中獲得年度・受入金額(円)・間接経費(円)
2018年度・ 510,000円・ 1,530,000円
2019年度・ 460,000円・ 1,380,000円
2020年度・ 450,000円・ 1,350,000円
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震災再建・空間生物経済分析による最適操業戦略探求:不確実性に強い漁業の社会実装
基盤研究(C)
支払支給期間:
2017年04月-継続中獲得年度・受入金額(円)・間接経費(円)
2017年度・ 1,500,000円・ 450,000円
2018年度・ 1,100,000円・ 330,000円
2019年度・ 1,100,000円・ 330,000円
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共同操業化によるリスクに強い気仙沼延縄漁業への再建:地域参画型社会実装研究創生
萌芽研究
支払支給期間:
2012年04月-2015年03月獲得年度・受入金額(円)・間接経費(円)
2014年度・ 1,300,000円・ 300,000円
2013年度・ 1,300,000円・ 300,000円
2012年度・ 1,430,000円・ 330,000円
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日本独自の経済データと漁獲行動衛星データ解析の統合が可能にする全球水産資源可視化
挑戦的研究(萌芽)
代表者: 石村 学志
支払支給期間:
2022年06月-2025年03月獲得年度・受入金額(円)・間接経費(円)
2022年度・ 3,640,000円・ 840,000円
2023年度・ 1,300,000円・ 300,000円
2024年度・ 1,300,000円・ 300,000円
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科学を現場に・現場を科学に:水産資源管理の合意形成の加速化ツールの提案
基盤研究(C)
代表者: 市野川 桃子 研究分担者: 石村 学志, 浜邉 昂平
支払支給期間:
2021年04月-2024年03月獲得年度・受入金額(円)・間接経費(円)
2021年度・ 1,430,000円・ 330,000円
2022年度・ 1,430,000円・ 330,000円
2023年度・ 1,300,000円・ 300,000円
寄附金・講座・研究部門 【 表示 / 非表示 】
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Feasibility study in replacing longline observers with AI
寄附金区分:奨学寄附金
寄附者名称:Global Fishing Watch 2019年12月
寄附金額:6,700,000円
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The Expansion of Japan and Pacific related research P2
寄附金区分:奨学寄附金
2021年01月
寄附金額:4,621,715円
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Developing a comprehensive data system to underpin effective monitoring and compliance
寄附金区分:奨学寄附金
寄附者名称:Enviuromental Defence Fund 2020年09月
寄附金額:2,863,987円
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The Expansion of Japan and Pacific related research P1
寄附金区分:奨学寄附金
2020年05月
寄附金額:2,863,987円
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漁獲漁業研究
寄附金区分:奨学寄附金
寄附者名称:EDF 2019年10月
寄附金額:1,066,000円
所属学協会 【 表示 / 非表示 】
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2014年04月-継続中
日本水産学会
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2013年04月-継続中
International Institute of Fishery Economics and Trade
学会活動 3(学会誌の編集・査読) 【 表示 / 非表示 】
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Ocean and Coastal Management [査読 (2018年03月)]
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Journal of Theoretical Biology [査読 (2017年11月)]
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Fishery Science [査読 (2017年08月)]
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Fishery Science [査読 (2016年06月)]
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Fisheries Research [査読 (2016年06月)]
マスメディアによる報道 【 表示 / 非表示 】
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2017年度
2017/8/16 日本経済新聞
市場で買う魚がない 減り続ける水産資源
三陸沖の不都合な真実
東松島の延縄漁業の研究について報道された報道区分: 全国報道
メディア区分: 新聞
国・地方自治体等の委員歴 【 表示 / 非表示 】
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Marine StewardShip Council
委員会等名 : Stakeholder Council
役職名 : Council Member
2014年09月-2017年08月
企業・団体等への指導等 【 表示 / 非表示 】
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2017年度 Marine Stewardship Council 社会経済専門家会議
指導等の内容 :
会議に参加し、MSCが啓蒙するTheory of Change の分析と発展の議論に参加。
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2017年度 国際協力事業団(JICA)
指導等の内容 :
国別研修における講師(イラク政府行政官研修)
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2017年度 海洋政策研究所
指導等の内容 :
漁業と寄り添う実学 としての水産学再生 -盛岡高等農林学校から 三陸沿岸復興へ
2011年の東日本大震災は、三陸沿 岸、そして、福島の漁業に壊滅的な被 害を与えました。震災から6年が経ちましたが、未だに 被災地は復興の途中にあります。この講義では、まず、 様々な問題を抱えながらに、水産資源の特殊性と日本 の現状を踏まえながら、どうして水産業が三陸沿岸や福 島に、そして、この国に必要なのか、を問います。その答 えを起点として、この岩手大学に水産が新設されたこと の必然性と、漁業と寄り添う実学へと回帰する新しい水 産学のあり方を議論します。 -
2016年度 国際協力事業団
指導等の内容 :
国別研修における講師
生涯学習支援実績 【 表示 / 非表示 】
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科学談話会
種類 : 公開講座
担当部門(講演題目) : 東日本大震災からの
持続的漁業構築をめざして
漁業と寄り添う実学としての
水産学再生2017年10月 -
岩手大学シニアカレッジ講師
種類 : 出前講義(高校・一般向け)
担当部門(講演題目) : 漁業と寄り添う実学としての
水産学再生2017年09月 -
宮城県泉高校での出前講義
種類 : 出前講義(高校・一般向け)
担当部門(講演題目) : 差別から区別へ
三陸さめ漁業の国際戦略2017年09月 -
第25回男女共同参画推進のための学習と交流の会
種類 : 講演会
担当部門(講演題目) : 大学における特別養子縁組制度への壁
2017年06月 -
水産経済・政策
種類 : 講習会
担当部門(講演題目) : 水産資源をめぐる国内外の動向と
これ からの三陸水産業の在り方2016年07月
国際交流活動 【 表示 / 非表示 】
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2017年度
国際交流事業
交流機関・事業等名 :上海海洋大学サマースクール
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :レクチャー講師
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2017年度
学術交流
交流機関・事業等名 :FIshBase コンソーシアム会議
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :国際魚類データベース日本拠点形成事業として参加の義務のある会議に出席
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2017年度
学術交流
交流機関・事業等名 :University of California, Santa Barbara: Sustainable Fishery Group
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :共同研究にむけて話合い
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2017年度
国際交流事業
交流機関・事業等名 :上海海洋大学全学協定締結
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :全学協定締結のため上海海洋大学を訪問
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2016年度
国際交流事業
交流機関・事業等名 :上海海洋大学サマースクール受け入れ
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :サマースクールの受け入れ
その他社会貢献活動の特記すべき事項 【 表示 / 非表示 】
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2018年度
英国議会の意見聴取における持続的漁業についての意見書の提出http://data.parliament.uk/writtenevidence/committeeevidence.svc/evidencedocument/environmental-audit-committee/sustainable-seas/written/82890.html
大学運営活動履歴 【 表示 / 非表示 】
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2018年度
国際連携室兼務教員
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2017年度
三陸水産研究センター兼務教員
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2017年度
国際連携室兼務教員
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2017年度
2年生担任
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2017年度
1年生担任