所属 |
岩手大学 農学部 応用生物化学科 |
職名 |
教授 |
研究室住所 |
〒0208550 岩手県 岩手県盛岡市上田3-18-8 |
研究室 |
生体熱制御システム学研究室 |
ホームページ |
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メールアドレス |
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伊藤 菊一 (ITO Kikukatsu)
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出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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-1991年03月
山形大学 医学研究科 第3研究群専攻 博士課程 中退
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-1988年03月
岩手大学 農学研究科 農芸化学専攻 修士課程 修了
学内職務経歴 【 表示 / 非表示 】
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2021年04月-2022年03月
岩手大学 次世代アグリイノベーション研究センター センター長 [兼務]
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2006年08月-継続中
岩手大学 教授 [本務]
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2000年07月-2006年07月
岩手大学 助教授 [本務]
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1998年07月-2000年06月
岩手大学 講師 [本務]
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1994年06月-1998年06月
岩手大学 助手 [本務]
可能な出前講義 【 表示 / 非表示 】
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ザゼンソウの世界 -発熱し体温を制御する植物について- [一般・高校生向け]
講義の概要
早春に開花し、その体温を20℃内外に維持するザゼンソウの発熱現象について平易に解説します
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ザゼンソウの発熱応答メカニズム [専門家(企業・研究者等)向け]
講義の概要
植物界では例外的な恒温性を有するザゼンソウの発熱応答機構についてシステム生物学的視点から解説します
担当授業科目 【 表示 / 非表示 】
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2020年度
基礎ゼミナール
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2020年度
生化学Ⅱ
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2020年度
植物ストレス応答学
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2020年度
生体機能システム学特論
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2021年度
卒業研究
教材作成 【 表示 / 非表示 】
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発熱する植物たち ザゼンソウ編
教材種類:教材
教材年度 : 2016年度
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Biology, Life on Earth with Physiology
教材種類:教材
教材年度 : 2007年度
論文 【 表示 / 非表示 】
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Gene expression and metabolite levels converge in the thermogenic spadix of skunk cabbage
Haruka Tanimoto, Yui Umekawa, Hideyuki Takahashi, Kota Goto, Kikukatsu Ito
Plant Physiology 195 ( 2 ) 1561 - 1585 2024年02月 [査読有り]
国際的学術誌 共著・分担
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Degradation of mitochondrial alternative oxidase in the appendices of Arum maculatum
Kikukatsu Ito, Takafumi Ogata, Takanari Seito, Yui Umekawa, Yusuke Kakizaki, Hiroshi Osada, and Anthony L. Moore
Biochemical Journal 2020年08月 [査読有り]
国際的学術誌 共著・分担
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Yui Umekawa, Kikukatsu Ito
The Journal of Biochemistry 165 ( 1 ) 57 - 65 2018年12月 [査読有り]
学術誌 共著・分担
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Kawasaki S & Ito K
Biophysics & Physicobiology 15 235 - 250 2018年09月 [査読有り]
国際的学術誌 共著・分担
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Exogenous induction of thermogenesis in Arum concinnatum by salicylic acid
Danae Laina, Ioanna Oikonomou, Konstantina Koutroumpa, Michael Bariotakis, Kiriakos Kotzabasis, Kikukatsu Ito, Roger S. Seymour and Stergios A. Pirintsos
Functional Plant Biology 2018年08月 [査読有り]
国際的学術誌 共著・分担
著書 【 表示 / 非表示 】
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温度ストレスによる生体応答ダイナミクス
伊藤 菊一
エヌ・ティー・エス 2023年03月 ISBN: 4860438302
学術著書
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ザゼンソウの発熱システム
松川和重、恩田義彦、伊藤菊一
東海大学出版会 2009年08月 ISBN: 978-4-486-018
教科書
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花はなぜ咲くの?
西村尚子 ( 担当範囲: コラム 「発熱して虫に暖を与える植物」 )
化学同人 2008年03月 ISBN: 978-4-7598-11
単行本(一般書)
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地域のための環境再生読本-県境廃棄物投棄サイト
伊藤菊一(橋本良二,中澤 廣編著) ( 担当範囲: 環境負荷のないバイオの力で土壌浄化する )
地域環境再生研究会 2006年06月 ISBN: 9902894
単行本(一般書)
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遺伝子発現研究法
伊藤菊一
学会出版センター 2000年03月 ISBN: 4762229407
学術著書
総説・解説記事 【 表示 / 非表示 】
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発熱植物ザゼンソウの温度制御システム
伊藤 菊一
細胞 ( ニューサイエンス社 ) 53 ( 4 ) 46 - 48 2022年03月
学術誌
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発熱植物ザゼンソウの体温調節システム
伊藤 菊一
アグリバイオ ( 北隆館 ) 5 ( 5 ) 59 - 62 2021年04月
学術誌
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Temperature regulation by thermogenic flowers.
Roger S. Seymour, Kikukatsu Ito
Plant Physiology and Development ( Lincoln Taiz and Eduardo Zeiger ) 2017年11月
学術誌
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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ザザゼンソウ熱産生組織における包括的なトランスクリプトーム及びメタボローム解析
ポスター(一般) 谷本 悠、 伊藤 菊一
第95回日本生化学会
2022年11月 -
ザゼンソウの恒温性に関わる分子メカニズム
ポスター(一般) 江刺家 勇輝、 梅川 結、 伊藤 菊一
第94回日本生化学会
2021年11月 -
ザゼンソウ熱産生組織におけるSBP1の機能に関する研究
ポスター(一般) 谷本 悠、伊藤 菊一
第94回日本生化学会
2021年11月 -
ザゼンソウ肉穂花序におけるGS/GOGAT回路の解析
ポスター(一般) 澁谷 泰我、 梅川 結、 伊藤 菊一
第94回日本生化学会
2021年11月 -
ザゼンソウ熱産生組織におけるSBP1遺伝子の発現と機能に関する研究
ポスター(一般) 谷本悠、伊藤菊一
日本農芸化学会東北支部 第155回大会
2021年09月
学術関係受賞 【 表示 / 非表示 】
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平成24年度科研費第1段審査委員表彰者
2012年11月28日
受賞者: 伊藤菊一 -
日本生化学会東北支部奨励賞
2004年05月
受賞者: 伊藤 菊一 -
ゴードン会議 若手研究者奨励賞
1999年01月
受賞者: 伊藤 菊一
産業財産権 【 表示 / 非表示 】
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物理量抑制装置、物理量制御方法および物理量制御プログラム
特許
特許 特許第 5464326 号
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疑似乱数生成装置、疑似乱数生成方法及びそのプログラム
特許
特願 特願2010-293811 特許 特許第5700369
出願日: 2000年12月28日
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温度制御方法、及び、温度調節装置
特許
特願 EP20040822565 特開 EP1852765A4 特許 US8150558 B2
出願日: 2012年04月03日
公開日: 2012年04月03日
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生体時系列信号解析装置及び生体時系列解析方法
特許
特願 特願2002-345307 特許 特許第3658623号
出願日: 2002年11月28日
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パルス変換装置、制御システム、及び制御方法
特許
特願 特願2011-078277 特許 5750800
出願日: 2011年03月31日
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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発熱植物ザゼンソウの体温調節に関わる温度センシングモデュールの探索と同定
基盤研究(B)
支払支給期間:
2019年04月-2023年03月獲得年度・受入金額(円)・間接経費(円)
2019年度・ 2,700,000円・ 810,000円
2020年度・ 2,800,000円・ 840,000円
2021年度・ 2,500,000円・ 750,000円
2022年度・ 2,600,000円・ 780,000円
2023年度・ 2,600,000円・ 780,000円
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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熱-生命システム相関学創成プログラム
21世紀COEプログラム
資金支給期間 :
2004年10月-2009年03月研究内容 :
学会活動 3(学会誌の編集・査読) 【 表示 / 非表示 】
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Gene [査読 (2018年12月)]
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Plant Cell & Environment [査読 (2018年08月)]
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New Phytologist [査読 (2016年09月)]
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Communicative & Integrative Biology [査読 (2014年10月)]
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Nature Communications [査読 (2014年11月)]
研究員(受入れ) 【 表示 / 非表示 】
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JSPS外国人研究者短期招聘事業 (
1人2016年07月-2016年08月)
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JSPS短期招聘事業 (
1人2015年07月)
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JSPS外国人研究者短期招聘事業 (
1人2015年03月-2015年04月)
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JSPS外国人特別研究員 (
1人2014年08月)
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日本学術振興会 外国人短期招聘事業 (
1人2013年07月-2013年08月)
その他研究活動の特記すべき事項 【 表示 / 非表示 】
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2020年度
発熱植物Arum maculatumのシアン耐性呼吸酵素(AOX)をターゲットした生化学的解析から、AOXが特定のタンパク質分解酵素により温度依存的に分解される現象を見出した。本研究は100年以上の歴史を持つ生化学分野のトップジャーナルであるBiochemical Journal誌に掲載され、同誌の表紙にも採択された。https://www.iwate-u.ac.jp/cat-research/2020/10/003599.html
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2015年度
Plant Cell & Environment誌の4月号の表紙にザゼンソウ写真が掲載された。
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2007年度
Plant Physiologyに発表した論文(Onda et al., Plant Physiology 146: 636-645 (2008))が当該号におけるトピックスとしてOn the Inside(Minorsky, Plant Physiology 146: 323-324 (2008))で紹介された。
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2006年度
1.科学雑誌「化学と生物」の2006年4月号の表紙にザゼンソウの写真が掲載された(当該号に「ザゼンソウの発熱制御システム」と題した総説が掲載)。
2.技術雑誌「ブレインテクノニュース」の2007年1月号の表紙にザゼンソウの赤外線解析画像が掲載された(当該号に「発熱植物ザゼンソウに見出された非線形体温制御システム」と題した総説が掲載)。
3.21世紀COEプログラムの中間評価結果が公表され(2006年9月28日)、「研究面では、発熱性植物ザゼンソウの発熱アルゴリズムの解明など注目に値する成果が挙がっている」とのコメントがあった(http://www.jsps.go.jp/j-21coe/05_chukan/index.html)。 -
2005年度
1. ザゼンソウの体温時系列データを対象に決定論的非線形予測手法をはじめとする一連の数理的解析を行い、本植物の発熱制御が “Zazen attractor”と名付けた非線形ダイナミクスにより支配されていることを突き止めた(Ito & Ito, Phys. Rev. E, 2005)。本論文は、植物におけるカオスの存在を世界で初めて明らかにした成果として、Science Online News、Science誌、米国物理協会Physics News UpdateおよびPhysics News Graphicsで紹介されると共に、英誌NewScientist、仏誌Pour la Scienceに関連記事が掲載された。また、本論文は、Virtual Journal of Biological Physics Research(Statistics and Nonlinear Physics のセクション(Vol. 10, 2005))にも取り上げられ、世界的に注目された。
2. 生研センター最終成果発表集の表紙にザゼンソウ研究成果が採択された。
生涯学習支援実績 【 表示 / 非表示 】
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宮沢賢治科学への眼差し~賢治学の諸相1~
種類 : 公開講座
担当部門(講演題目) : 宮澤賢治の世界
2023年03月 -
江刺金礼米シンポジウム
種類 : 講演会
担当部門(講演題目) : 江刺金礼米と宮沢賢治
2021年11月 -
第20回 グスコーブドリの大学校
種類 : 公開講座
担当部門(講演題目) : 賢治の得業論文を読み解く
2019年07月 -
ざぜん草まつり(住民ふれあいまつり)
種類 : 講演会
担当部門(講演題目) : ザゼンソウから学ぶこと
2019年03月 -
岩手県立水沢高校
種類 : 出前講義(高校・一般向け)
担当部門(講演題目) : 発熱する植物から学ぶ
2018年06月
産学官民連携活動 【 表示 / 非表示 】
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株式会社豊田中央研究所
実績年度 : 2014年度
活動区分 : 研究会・セミナー等
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花巻企業化支援センター 「「カオスて何? ノイズと思っているデータを捨ててません か」と題する講演を行う。
実績年度 : 2006年度
活動区分 : 研究会・セミナー等
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花巻企業化支援センター 産学官連携技術セミナー 「カオス解析とその応用」と題する講演を行う。
実績年度 : 2006年度
活動区分 : 研究会・セミナー等
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独立法人農業・生物系特定産業技術研究機構作物研究所においてザゼンソウの発熱に関する講演会を行う(2004.11.11)。
実績年度 : 2004年度
活動区分 : 研究会・セミナー等
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平成17年度東北農業試験研究推進会議 生物工学推進部会・生物工学研究会 研究紹介として講演を行う
実績年度 : 2005年度
活動区分 : 研究会・セミナー等
国際交流活動 【 表示 / 非表示 】
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2016年度
国際交流事業
交流機関・事業等名 :日豪若手研究者交流促進事業
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :「日豪若手研究者交流促進事業」の一環としてNicolas Taylor博士(西オーストラリア大学)を受け入れた。
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2016年度
国際交流事業
交流機関・事業等名 :JSPS外国人研究者短期招聘事業
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :我が国と外国との学術交流の向上のため
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2014年度
学術交流
交流機関・事業等名 :JSPS外国人特別研究員(欧米短期)
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :英国博士課程学生と盛岡にて研究情報交換を行う
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2014年度
外国人受入れ(私費留学生を除く)
交流機関・事業等名 :国費留学生
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :我が国の支援による留学生の受け入れ
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2013年度
外国人受入れ(私費留学生を除く)
交流機関・事業等名 :国費留学生
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :我が国の支援による留学生の受け入れ
他大学等の非常勤講師 【 表示 / 非表示 】
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北見工業大学
集中講義を行う ( 2021年01月 )
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放送大学
2日間対面講義を行った。 ( 2020年10月 )
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鶴岡工業高等専門学校
集中講義を行う ( 2018年06月 )
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北見工業大学
集中講義を行う ( 2017年09月 )
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鶴岡工業高等専門学校
集中講義を行う ( 2017年06月 )
ボランティア・寄与など 【 表示 / 非表示 】
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2010年度
文化の伝承、発展及び創造活動への寄与
第12回白馬ざぜん草祭り、および、今津ザゼンソウ祭りに参加し、ザゼンソウの発熱現象に関する説明を行い、地域資源の利活用の促進に向けた活動を行った。
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2010年度
文化の伝承、発展及び創造活動への寄与
第12回白馬ざぜん草祭り、および、今津ザゼンソウ祭りに参加し、ザゼンソウの発熱現象に関する説明を行い、地域資源の利活用の促進に向けた活動を行った。
その他社会貢献活動の特記すべき事項 【 表示 / 非表示 】
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2007年度
岩手県西和賀町においてヒメザゼンソウの移植作業に協力する。
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2003年度
平成15年度スーパーサイエンスハイスクール(生物コース) 講師
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2001年度
白馬ざぜん草祭り 学術協力(2001年から継続中)
大学運営活動履歴 【 表示 / 非表示 】
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2023年度
いわてアグリフロンティアスクール運営委員会・評価委員会
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2023年度
教員人事委員会
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2023年度
運営会議
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2023年度
運営委員会
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2023年度
ダイバーシティ推進委員会