所属 |
岩手大学 人文社会科学部 人間文化課程 |
職名 |
准教授 |
出身大学院 【 表示 / 非表示 】
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2011年04月-2016年03月
東京芸術大学 音楽研究科 博士課程 修了
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2009年04月-2011年03月
東京芸術大学 音楽研究科 修士課程 修了
学外略歴 【 表示 / 非表示 】
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2024年04月-継続中
放送大学 講師
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2022年04月-2024年01月
筑波大学大学院 非常勤講師
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2021年02月-2024年01月
人間文化研究機構 本部人間文化研究創発センター 特任研究員(国立民族学博物館 人文知コミュニケーター)
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2020年07月-2021年03月
東京音楽大学 非常勤講師
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2020年04月-2021年03月
神戸学院大学 文学部 非常勤講師
担当授業科目 【 表示 / 非表示 】
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2024年度
初級韓国語(入門)
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2024年度
基礎ゼミナール
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2024年度
初級韓国語(発展)
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2024年度
初級韓国語(入門)
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2024年度
日本語表現基礎
指導学生数 【 表示 / 非表示 】
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2024年度
卒業研究指導(学部):1人
副研究指導(学部):1人
研究指導(修士・第2副指導):2人
学位論文審査(修士・副査)/ 教育実践研究報告書審査(副担当):1人
学生向けの課外活動・セミナーの実施 【 表示 / 非表示 】
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2024年度
2024年度人文社会科学部教育研究改善プロジェクト(学部長裁量経費)を取得し、国立民族学博物館の貸出教材「みんぱっく(韓国のこども時間)」を活用した韓国文化ワークショップを実施した(12月18日、於・TOVLAB)。担当教員(神野知恵)だけでなく、国立民族学博物館で教材の開発を担当した諸昭喜准教授、韓国人留学生の協力を得て行った。参加者は伝統楽器や衣装、遊び、ハングルなどを実際のモノにふれながら体験を通して韓国文化の理解を深めた。
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2024年度
課題解決研修(韓国語)では、韓国の協定校である群山大学および同じ全羅北道に位置する伝統芸能の教育機関である高敞農楽伝授館を訪問した。10日間におよぶ滞在のなかで学生は伝統と現代文化、地方における伝統文化継承の問題点などについて検討し、帰国後に口頭発表とレポート提出を行った。
その他教育活動の特記すべき事項 【 表示 / 非表示 】
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2024年度
国際教育活動
本学と協定のある韓国群山大学校、明知大学校の2校からの交換留学生を、初級韓国語、韓国語基礎、日本語表現基礎などの講義にゲストスピーカーとして頻繁に招き、ネイティブによる韓国語表現や、韓国での社会問題や生活文化に関する経験談の共有を促した。とくに、人社教育改善プロジェクト(学部長裁量経費)を獲得して国立民族学博物館の貸出学習キット「みんぱっく」を借りて行った特別授業では、留学生の活躍の場を設け、正式にアルバイト代を支払い、講師として体験学習の準備や実施をおこなってもらった。このような活動は、留学生にとって自文化を日本語で紹介する重要な経験になるだけでなく、一般学生にとっても国際交流の機会を得るきっかけとなった。
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2024年度
教材及び授業等で取り入れた特記すべき事項
講義(教養外国語、韓国文化学、基礎ゼミナール、日本語表現基礎など)のなかで韓国の文化に直接触れられる体験として以下のような試みを継続的におこなっている。
・国立民族学博物館の学習教材「みんぱっく」をレンタルし、楽器や伝統的な衣装、あそび道具、小学校教科書などの実物に触れる機会を提供している。
・韓国人留学生を韓国語や韓国文化の講義に招き、日常や伝統行事に関する個人的な体験を語ってもらうことで他の学生との積極的な交流を促している
論文 【 表示 / 非表示 】
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滋賀県の市町村誌に見られる伊勢大神楽関連記事の傾向
神野知恵
無形文化遺産研究報告 ( 14 ) 139 - 177 2020年03月
学術誌 単著
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韓国音楽学者李輔亨による湖南右道農楽録音資料の比較考察
神野 知恵
国立民族学博物館研究報告 ( 国立民族学博物館 ) 43 ( 3 ) 443 - 483 2019年01月 [査読有り]
学術誌 単著
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1970년대 일본 연구자 고이즈미후미오 자료 중 나금추 설장구 녹음분석
神野 知恵
동양음악(東洋音楽) ( ソウル大学校東洋音楽研究所 ) 41 11 - 38 2017年06月 [査読有り]
学術誌 単著
著書 【 表示 / 非表示 】
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韓国農楽と羅錦秋 : 女流名人の人生と近現代農楽史
神野 知恵
風響社 2016年10月 ISBN: 9784894897915
学術著書
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世界の仮面文化事典
吉田 憲司, 岸上 伸啓 ( 担当範囲: 朝鮮半島の仮面 )
丸善出版 2022年05月 ISBN: 9784621306840
事典・辞書
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能楽の源流を東アジアに問う : 多田富雄『望恨歌』から世阿弥以前へ
野村 伸一, 竹内 光浩, 保立 道久 ( 担当範囲: 第6章「農楽と能楽──国立能楽堂における二〇二〇年交流公演の記録」 )
風響社 2021年12月
学術著書
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世界の食文化百科事典
野林 厚志, 宇田川 妙子 他
丸善出版 2021年01月 ISBN: 9784621305935
事典・辞書
総説・解説記事 【 表示 / 非表示 】
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『 みんぱく村に神楽がやって来る! 』ワークショップの軌跡
神野 知恵
月刊みんぱく ( 国立民族学博物館 ) 44 ( 6 ) 10 - 11 2020年06月
機関誌
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伊勢大神楽~「人付き合い」の仕事を続ける旅の芸能者たち
神野 知恵
文部科学教育通信 ( ジアース教育新社 ) ( 498 ) 22 - 23 2020年12月
機関誌
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それでも、獅子は旅を続ける : 伊勢大神楽の回檀の記録
神野知恵
季刊民族学 ( 千里文化財団 ) 45 ( 1 ) 83 - 93 2021年01月
大学紀要
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マウルクッは生きている―韓国全羅道の村祭りの現在
神野 知恵
季刊民族学 ( 千里文化財団 ) 46 ( 4 ) 68 - 73 2022年10月
学術誌
芸術・技術・体育系業績 【 表示 / 非表示 】
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展示
大会・展覧会:「旅するカミサマ、迎える人々~伊勢大神楽と阿波の木偶まわしにみる家廻り芸能の現在」 [展覧会]
受賞名・順位等名:なし
2024年11月-2024年12月発表場所:大阪大学中之島センター
設置場所:中之島芸術センター展示室
研究発表 【 表示 / 非表示 】
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家を廻る民俗芸能の日韓比較研究―著書『旅するカミサマ、迎える人々―伊勢大神楽と「家廻り芸能」』刊行を記念して
口頭(一般) 神野知恵
日本文化人類学会東北地区研究懇談会 (東北大学東北アジア研究センター)
2025年02月日本文化人類学会東北地区
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グループ発表「交じりあう芸能世界」、「韓国における女性農楽団の再評価―地域、ジェンダー、ジャンルを越えた芸能―」
シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) 松岡薫、高久舞、舘野太朗、神野知恵
日本民俗学会大会 (成城大学)
2023年10月日本民俗学会
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‘Traveling performing arts: Enjoying comedy and exquisite skills of performance : Laughter and acrobatics by Itinerant Performers of the Ise-Daikagura’
口頭(一般) Chie Kamino
AY2022 The 5th Lifelong Sciences International seminar (京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS))
2022年11月京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科(ASAFAS)
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「伊勢大神楽をモチーフとしたわらべうたの伝承」
口頭(一般) 神野知恵
東洋音楽学会大会 (国際基督教大学)
2022年11月東洋音楽学会
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도서, 해안 지역에서의 유랑 예인 집단 이세다이카구라의활동
口頭(招待・特別) 神野知恵
会議名称木浦大学校島嶼文化研究所セミナー研究発表 (会議名称木浦大学校島嶼文化研究所)
2022年09月会議名称木浦大学校島嶼文化研究所
学術関係受賞 【 表示 / 非表示 】
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東京藝術大学大学院アカンサス音楽賞(修士論文優秀賞)
2011年03月
受賞者: 神野 知恵
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国際基督教大学FOI学術奨励賞長清子アジア研究学術奨励賞(卒業論文優秀賞)
2008年03月
受賞者: 神野 知恵
科研費(文科省・学振)獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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言語と音楽の関係をめぐる〈物語性〉発現メカニズムの解明と人類史的展開モデルの構築
基盤研究(S)
代表者: 西尾 哲夫 研究分担者: 島村 一平, 丸川 雄三, 岡本 尚子, 松井 梓, 門馬 一平, 鵜野 祐介, 鷲見 朗子, 山 泰幸, 縄田 浩志, 永崎 研宣, 竹村 嘉晃, 神野 知恵
支払支給期間:
2025年04月-2030年03月獲得年度・受入金額(円)・間接経費(円)
2025年度・ 43,420,000円・ 10,020,000円
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「コロナ状況」下で育まれる芸能―危機への応答・身体性をめぐる交渉・社会との関係
基盤研究(B)
支払支給期間:
2021年04月-2024年03月獲得年度・受入金額(円)・間接経費(円)
2021年度・ 330,000円・ 99,000円
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近現代の日本と韓国における門付け芸能の変遷‐伊勢大神楽と韓国農楽を中心に‐
若手研究
代表者: 神野 知恵
支払支給期間:
2018年04月-2024年03月獲得年度・受入金額(円)・間接経費(円)
2018年度・ 1,430,000円・ 330,000円
2019年度・ 1,170,000円・ 270,000円
2020年度・ 910,000円・ 210,000円
2021年度・ 520,000円・ 120,000円
その他競争的資金獲得実績 【 表示 / 非表示 】
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ポストコロニアルの視点から見る日・韓・インドネシアの公演文化
J24067-14 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ
資金支給期間 :
2024年12月-2025年03月研究内容 :
2025年3月、国立インドネシア芸術大学スラカルタ校で開催されたセミナーにて、植民地期朝鮮の移動劇場公演に関する発表を行い、インドネシアとの比較を通じた議論に参加した。また、韓国打楽器の実践ワークショップ、特別講義、一般向けトークイベントを実施し、韓国・日本・インドネシアの芸能文化の比較と交流の可能性を探った。これらの活動は、今後の教育・研究・国際共同発表にもつながる成果となった。
学会・委員会等活動 【 表示 / 非表示 】
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2025年06月-継続中
岩手民俗の会 運営委員
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2024年04月-2026年03月
岩手史学会 監事、編集委員
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2023年03月-継続中
韓国 パンソリ学会 海外理事
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2019年04月-2024年01月
東洋音楽学会 西日本支部例会参事
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2017年04月-2019年03月
東洋音楽学会 会報編集委員会参事
研究員(参加) 【 表示 / 非表示 】
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国立民族学博物館共同研究「非欧米圏ポピュラー音楽の実践に見る新たな文化動態」(代表・櫻間瑞希)への参加 (
2024年04月-2026年03月)
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国立民族学博物館共同研究会「民博所蔵東洋音楽学会資料に基づく日本民俗音楽の再構成と再活性化」(代表・植村幸生)への参加 (
2021年04月-2023年03月)
マスメディアによる報道 【 表示 / 非表示 】
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2025年度
韓国の伝統芸能「農楽」に関わるようになった経緯。岩手の民俗芸能との共通点。
報道区分: 国内報道(全国報道を除く)
メディア区分: 新聞
国・地方自治体等の委員歴 【 表示 / 非表示 】
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岩手県
委員会等名 : 文化芸術振興審議委員
役職名 : 審議委員
2024年11月-2026年10月 -
岩手県上閉伊郡大槌町
委員会等名 : 文化財保護審議会委員会
役職名 : 文化財保護審議会委員
2024年04月-2026年03月
生涯学習支援実績 【 表示 / 非表示 】
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盛岡市無形民俗文化財保存連絡協議会リーダー研修会「地域の内と外を民俗芸能でつなぐには~韓国の伝統芸能「農楽」の事例から~」
種類 : 講習会
担当部門(講演題目) : 盛岡市内の指定無形民俗文化財保持団体の研修会において、韓国の民俗芸能の教育活動の事例をもとに、継承の促進を図る方法について提案するプレゼンテーションを行った。
2025年01月 -
ギャラリートーク 「伊勢大神楽はどんなくらしをしているの?」
種類 : 公開講座
担当部門(講演題目) : 大阪大学中之島芸術センターで11月5日から12月21日まで開催した展覧会「旅するカミサマ、迎える人々~伊勢大神楽と阿波の木偶まわしにみる家廻り芸能の現在」の関連イベントとして、西日本(主に本州西部)で、現在も年間を通じて旅を続け、家々を廻って獅子舞や曲芸を演じる伊勢大神楽について、日用道具や総舞で使われる曲芸道具などの資料を中心に、展示室で解説しながら紹介した。企画、司会進行、解説を担当。
2024年12月 -
伊勢大神楽映像上映会「それでも獅子は旅を続ける~山本源太夫社中伊勢大神楽日誌~」
種類 : 公開講座
担当部門(講演題目) : 大阪大学中之島芸術センターで11月5日から12月21日まで開催した展覧会「旅するカミサマ、迎える人々~伊勢大神楽と阿波の木偶まわしにみる家廻り芸能の現在」の関連イベントとして、国立民族学博物館製作の伊勢大神楽のドキュメンタリー映像の上映会を行った。映像製作、上映後の解説を担当。
2024年12月 -
中之島芸術センター企画展「旅するカミサマ、迎える人々~伊勢大神楽と阿波の木偶まわしにみる家廻り芸能の現在」
種類 : 展示
担当部門(講演題目) : 大阪大学中之島芸術センター展示室主催で行った研究成果報告の展示。日本にはかつて、戸口や座敷で芸を披露する「門付け」の芸能者が多数、多様に存在したが、差別や貧困を背景に戦後には姿を消した。そんななかで現在も伊勢大神楽は本州西部を旅し、家々で獅子舞を行っている。徳島の木偶まわしも最後の芸人から継承され、家廻りの文化が守られている。本展示では両者の道具や映像を通じ、家を訪ねる芸能の意義を紹介した。
2024年11月-2024年12月 -
伊勢大神楽実演「神楽が大阪中之島にやってくる!」 伊勢大神楽講社山本源太夫社中による獅子舞演舞、おはなし
種類 : 公開講座
担当部門(講演題目) : 大阪大学中之島芸術センターで11月5日から12月21日まで開催した展覧会「旅するカミサマ、迎える人々~伊勢大神楽と阿波の木偶まわしにみる家廻り芸能の現在」の関連イベントとして、伊勢大神楽講社山本源太夫社中を招へいし、獅子舞や曲芸の演舞を開催。実演後、神楽師から西日本各地での旅の日常、総舞や回檀の道具について解説。企画、司会進行、解説を担当。
2024年11月
国際交流活動 【 表示 / 非表示 】
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2025年度
学術交流
交流機関・事業等名 :日・韓・インドネシア研究者学術交流
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :2025年2月に国立インドネシア芸術大学スラカルタ校(以下「ISIソロ」)アジア音楽研究所副所長で韓国出身のメディア・文化研究者のChung Ji Pyo氏を日本に招聘して学術交流を行った。日本文化人類学会東北地区研究懇談会(於・東北大学東北アジア研究センター)で共に研究発表を行い、日本の東南アジア研究者、音楽研究者とも交流を深めた。その後Chung氏を岩手大学にも招へいし、学生への特別講義も行ってもらった(初級韓国語、課題解決型研修)。
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2025年度
学術交流
交流機関・事業等名 :国立インドネシア芸術大学スラカルタ校(Institut Seni Indonesia Surakarta)
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :2025年3月2日から31日まで、インドネシアのスラカルタ(ソロ)に滞在し、国立インドネシア芸術大学スラカルタ校(以下「ISIソロ」)を拠点に研究・教育活動を行った。ISIソロでは韓国農楽の実践的ワークショップを学生向けに開催した。実技と講義の組み合わせによる教育手法がインドネシアにおいても非常に有効であることがわかった。また大学主催の国際セミナーでは、韓国における移動劇場文化についての発表を行った。受入機関であるISI大学のアジア音楽研究所所長・音楽人類学者のAris Setiawan氏からインドネシアのガムラン、研究所副所長・韓国出身のメディア・文化研究者Chung Ji Pyo氏からは韓国の文廟祭礼楽などの事例が提示され、比較検討を行い、フロアからも活発な意見交換が行われた。インドネシア滞在中には他にも、スラバヤ州立大学にて民族音楽学特別講義、チルボン・グヌンジャティ大学でも特別講義を担当した。
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2024年度
外国人受入れ(私費留学生を除く)
交流機関・事業等名 :協定校からの交換留学生受け入れ
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :本学と協定校である韓国の群山大学校から1名、明知大学校から2名の留学生を受け入れた。
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2024年度
国際交流事業
交流機関・事業等名 :日韓琉鎮魂のまつり
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :能楽師の清水寛二氏を中心に結成された実行委員会による主催で、能楽が日・韓国・琉球三国の伝統芸能をつなぐフェスティバルを開催した。韓国打楽器奏者の通訳コーディネート、解説、演奏、字幕オペレーション等を担当した(於・東京都杉並区 座高円寺)。
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2023年度
国際交流事業
交流機関・事業等名 :高敞農楽コッテリムフェスティバル
交流内容・受入れ目的・事業の担当内容 :全羅北道高敞郡に位置する高敞農楽保存会が主催する「コッテリムフェスティバル」に日本のミュージシャンとともに渡韓し、「プンジャンクッ・クロッシング」と題し、日韓の民謡や民俗音楽をベースとした楽曲を共同制作・演奏した。企画、通訳コーディネート、演奏、司会進行を担当。