論文 - 川村 めぐみ
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家庭科におけるGIGAスクール構想でのICT活用の実態に関する調査
川村めぐみ 仙波圭子 永田晴子 他
全国家庭科教育協会 研究調査部報告書 ( 全国家庭科教育協会 ) 2024年09月
全国誌 共著・分担
GIGAスクール構想により、児童・生徒一人1台端末の教育環境が整った。学校におけるICT環境の整備状況と教員のICT活用指導力について、全国の公立レベルでの調査結果は公表されているが、各教科に関する情報や資料は公表されていない。以上のことから、家庭科におけるICT活用状況の実態を把握するために実態調査および、授業事例調査を実施し、その結果をまとめた。
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小学校家庭科における学びの過程を大切にした学習の在り方
伊藤 雅子, 添田 きり, 川村 めぐみ
岩手大学教育学部プロジェクト推進支援事業 教育実践研究論文集 ( 岩手大学教育学部 ) 11 52 - 57 2024年03月
その他(含・紀要) 共著・分担
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フェーズフリー概念から見る家庭科における防災教育の位置づけ
川村 めぐみ, 高間木 茄那
岩手大学教育学部プロジェクト推進事業 教育実践研究論文集 ( 岩手大学教育学部 ) 11 94 - 101 2024年03月
その他(含・紀要) 共著・分担
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ジェンダー平等の推進に向けた家庭科教育の意義と役割-扱い難い分野を乗り越えなければ男女平等社会の実現は無理—
川村 めぐみ
月間 We Learn ( 公益財団法人 日本女性学習財団 ) 833 4 - 7 2023年09月
全国誌 単著
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日本家庭科教育学会第5期課題研究最終報告
川村 めぐみ
日本家庭科教育学会誌 66 77 - 80 2023年08月
学会誌 共著・分担
「SDGs時代の家庭科教育」を全体テーマとして2030年の世界を見据え、」家庭科教育がどのように貢献できるのかを解明することを目的として企画された第5期課題研究(2021年1月~2022年12月)の最終報告会の報告書である。筆者は、テーマ1「誰一人取り残さないジェンダー平等の家庭科教育」における最終報告会での報告及び報告書の執筆を行った。
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小学校家庭科における課題解決力を高める指導の在り方-課題設定の工夫と解決方法を多面的・多角的に問い直す―
伊藤雅子,添田きり,川村めぐみ
岩手大学教育学部プロジェクト推進事業 教育実践研究論文集 10 53 - 57 2023年03月
その他(含・紀要) 共著・分担
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男女共同参画社会の推進に向け、家庭科教育の役割と意義を考えるー若年世代の課題意識を手がかりにー
川村めぐみ
ジェンダー平等の家庭科ガイドブック~誰一人取り残さない社会に向けて~ 2022年12月
その他(含・紀要) 共著・分担
誰一人取り残さない社会を目指すSDGsの目標に鑑み、文献調査、フィールド調査、インタビュー調査等により、学校教育における家庭科の意義と役割の解明及び、教師を応援するガイドブックとして「ジェンダー平等の家庭科ガイドブック~誰一人取り残さない社会に向けて~」(全36㌻)を発行。本研究は令和2年第5次男女共同参画基本計画の策定にあたり、寄せられたパブリックコメントの中から、教育に対する若年層の要望を抽出し、家庭科教育の内容との関連性や、家庭科教育への期待について整理した。
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「キャリアデザイン講座」を通して考える家庭科教育への期待
川村めぐみ
ジェンダー平等の家庭科ガイドブック~誰一人取り残さない社会に向けて~ 2022年12月
その他(含・紀要) 共著・分担
誰一人取り残さない社会を目指すSDGsの目標に鑑み、学校教育における家庭科の意義と役割の解明及び、教師を応援するガイドブックとして「ジェンダー平等の家庭科ガイドブック~誰一人取り残さない社会に向けて~」(全36㌻)を発行。本研究は第Ⅱ部中学校・高等学校の授業実践例として、「子育て理解のためのキャリアデザイン」の実践から、講座を通し、生徒が自身の思い込みに気づいたり、子育支援に関する情報の不足がキャリア形成上の障壁となっている事実から、これらの内容を扱う家庭科教育への期待について提言した。
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家庭科教育の充実の関する調査~新学習指導要領全面実施とコロナ禍での課題~
河野公子 仙波圭子 川村めぐみ 他
全国家庭科教育協会研究調査報告書 ( 全国家庭科教育協会 ) 2022年09月
全国誌 共著・分担
全国家庭科教育協会研究調査部による研究調査報告書である。
調査期間は2021年4月~11月
調査対象は①各都道府県の指導主事 ②全国家庭科教育協会会員(小・中・高の家庭科教師)
新学習指導要領の改訂に伴い、指導における課題や授業改善に関する取り組み、今後重視したい内容などについて調査した報告書である。 -
保育者養成課程の教育の質保証に向けた基礎研究-デュプロマ・ポリシーに着目して―
川村めぐみ
帝京学園短期大学研究紀要 ( 帝京学園短期大学 ) ( 22 ) 2020年03月
その他(含・紀要) 単著
高等教育政策に関わる答申および、「教学マネジメント指針」(2020年12月)を手掛かりに、保育者養成課程の質保証にむけ、保育者に関する資質・能力として示された「基礎的能力」「分野別専門的能力」の整理をおこなった。さらに、養成段階における教育実習(幼稚園)において、幼児教育の現場から示された学生の課題を分析し、養成段階において育てるべき資質・能力の指標を手がかりに、本学の学修目標や、デュプロマ・ポリシーの明確化に向け検討を行った。
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家庭科における少人数指導の実施状況および学習効果に関する調査
全国家庭科教育協会調査部
全国家庭科教育協会研究調査部報告書 ( 全国家庭科教育協会 ) 2019年12月
全国誌 共著・分担
新学習指導要領では、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善が求められ、「指導計画の作成と内容の取扱」においては、少人数指導など個に応じた指導の充実が記されている。少人数指導の効果について、家庭科に焦点を充てた研究の蓄積は十分ではなく、全国的な実施状況の把握と、個に応じた指導に関する質問紙調査を各県の指導主事および全国家庭科教育協会の会員を対象に行った。指導主事調査では家庭科の少人数指導の実態把握が出来ていない状況が明らかとなり、一方、家庭科教員の要望は94.2%と高いが、教員定数や教員の不足により、実施に至らないことが課題として挙げられた。家庭科における少人数指導の教育意義にについて、エビデンスを示すことの重要性が示唆された。
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保育者養成における実践的指導力の検討
川村めぐみ
帝京学園短期大学研究紀要 ( 帝京学園短期大学 ) ( 21 ) 63 - 74 2019年03月
その他(含・紀要) 単著
幼稚園教育実習における指導計画の立案に関する授業改善を目的とした。指導計画の作成指導を行うにあたり、学生の不安や、つまずきについて把握、さらに実習園からの教育実習評価の中から指導計画の立案に関する記述を抽出し、観点別に整理を行った。結果として「子どもの姿を捉える視点」の弱さが指摘された。今後は子どもの姿を保育者としてどのように捉えるのかという視点の欠如に対し授業の展開方法も踏まえた指導が必要であるとの結論に至った。
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家庭科におけるICT活用の実態に関する調査
全国家庭科教育協会調査部
全国家庭科教育協会研究調査部報告書 ( 全国家庭科教育協会 ) 2017年10月
全国誌 共著・分担
新学習指導要領に示された「主体的・対話的で深い学び」などの実現のための、ICT環境の整備と教員のICT活用指導力が重要性につき、教科内での実態把握を目的に教育委員会指導主事調査、会員を対象にアンケート調査を実施しその実態と今後の課題についてまとめた。
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保育者養成におけるインターラクティブラーニングの試み-保育観の変容に着目して-
川村めぐみ
帝京学園短期大学紀要 ( 帝京学園短期大学 ) ( 20 ) 85 - 102 2017年03月
その他(含・紀要) 単著
インタラクティブな学習が、学習過程に伴ってどのような変容をもたらすのかを分析した。学習のステップを3段階に分け、それぞれの学習段階ごとに記述された「保育観」についての記述内容を量的、質的に比較・検討を行った。学習の前半には漠然としていた保育者像が学習段階に伴い、具体的な保育者像へと変容していく様子が読み取れた。バラバラであった知識が実習経験や他者との共有によりより深く考えることに繋がったと言える。
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グローバルな視点を導入した家庭科カリキュラム開発
大本久美子・望月一枝・川村めぐみ・松岡依里子・斎藤美恵子
日本家庭科教育学会2016年度例会要旨集 ( 日本家庭科教育学会 ) 52 - 56 2016年12月
学会誌 共著・分担
グローバル社会に対応した家庭科カリキュラム開発に求められる視点を明らかにすることを目的に、グローバル社会に生きる子どもたちにつけさせたい力の整理、オーストラリアのナショナルカリキュラムを分析、家庭科への示唆をために文献レビュー及び事例研究を行った。
結果:家庭科教育では、グローバル・シティズンとして、公正・持続可能・平和な世界に向けた技能,知識、資質、態度を育成することが重要で、異なる他者への理解、地域解決に目を向けたローカルな視点と、世界で起こる課題と自身の生活のつながりへの理解が重要であることが示唆された。 -
グローバルな視点を導入した家庭科カリキュラム開発 研究報告書
大本久美子 斎藤恵美子 川村めぐみ 松岡依里子 望月一枝
グローバル化と家庭科1-3研究会 グループ研究報告書 ( 日本家庭科教育学会 課題研究Ⅰ-3グループ報告書 ) 2016年12月
その他(含・紀要) 共著・分担
第3期課題研究グループの最終報告ととして 小冊子の作成を行い、最終報告会で出席者に配布。応募者は調査・研究及び冊子作成の編集を行い、グローバル社会と「保育・家族」のカリキュラム開発の課題-多様な主体による家庭支援の視点から― (7~8頁)の執筆を行った。
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ベルギー王国班視察報告書 一人ひとりが幸せに暮らせる社会を求めて
一般社団法人国際女性教育振興会 ベルギー王国班(編集長 川村めぐみ)
一般社団法人国際女性教育振興会報告書 ( 一般社団法人国際女性教育振興会 ) 2015年03月
その他(含・紀要) 共著・分担
平成26年度「男女共同参画学習アドバイザー海外視察研修」における報告書。
応募者は編集長として、報告書の作成に関わり、主に以下の視察について執筆した。
「個性を尊重するベルギーの教育」
・Bogaerts international Schoolの学校概要と学校教育の実際 (22頁~24頁)
「女性の健康支援と高齢者の自立支援」
・ベルギーの社会保障制度概要(25頁)
・視察報告:フランドル政府福祉省(25頁)
・視察報告:子どもと家族29頁~30頁)
・Column:「女性が活躍している社会」のワークライフバランス(34頁)
「女性の自立の歴史-女性の生き方に触れる―」
・「アンティークレース」に写しだされた女性の生き方(35頁)
・中世版・女性の自立支援組織「ペギン会の修道院」を訪れて(35頁)
・ルーベンスの家とノートルダム大聖堂(36頁)
「事前学習の構造化」
・私たちは、ベルギー王国で何を学びたかったのか?(40頁~41頁) -
高等学校家庭科の履修単位数をめぐる現状と課題―21都道府県の家庭科教員調査を通して―
野中美津枝,荒井紀子,鎌田浩子,亀井佑子,川邊淳子,川村めぐみ他
日本家庭科教育学会誌 ( 日本家庭科教育学会 ) 54 ( 4 ) 226 - 235 2012年02月 [査読有り]
学会誌 共著・分担
教育改革による単位数の見直しが教科の教師の配置や学習環境に及ぼす影響についてその実態を探ることを目的とした。調査対象は21都道府県の家庭科教員。調査方法は、郵送による質問紙調査。
結果:授業内容・授業環境・労働環境のなど、教師の配置も含め環境が悪化しているとの結果が得られた。 -
高等学校家庭科の履修単位数・教員配置にかかわる実態-全国高等学校家庭科指導主事2009年度の調査を通して―
長澤由喜子,荒井紀子,鎌田浩子,亀井佑子,川邊淳子,川村めぐみ他
日本家庭科教育学会誌 ( 日本家庭科教育学会 ) 54 ( 3 ) 185 - 194 2011年10月
学会誌 共著・分担
高校家庭科の履修単位数と教員配置に関わる実態把握を目的とした。調査対象は全国都道府県高等学校家庭科担当指導主事。調査方法は質問紙調査を実施。
結果:「家庭基礎」の登場に伴う選択が、単数の減少へとつながったことが明らかとなり、必修科目でありながら専任教員が配置されていない実態が捕らえられた。また、指導主事の配置についても、家庭科担当指導主事が単独で配置されている県は9県に過ぎず、履修単位の数の減少は認めつつも、取り組みがし難い現状も明らかとなった。 -
高等学校家庭科の履修単位数をめぐる現状と課題―16都道府県の教育課程調査を通して
野中美津枝 荒井紀子 鎌田浩子 亀井佑子 川邊淳子 川村めぐみ 斉藤美保子 新山みつ枝 鈴木真由子 長澤由喜子 中西雪夫 綿引伴子
日本家庭科教育学会誌 ( 日本家庭科教育学会 ) 54 ( 3 ) 175 - 184 2011年10月 [査読有り]
学会誌 共著・分担
学習指導要領の改訂に伴い、家庭科の学習環境がどのように変化したのか、16都道府県の高校普通科の教育課程を調査した。高校家庭科の履修単位数の減少が多くの県で進行し、学習環境の悪化が見られた。
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「公立義務教育諸学校 の学校配置と学校規模に 関する総合的研究」
(代表:貞広斉子)
公立義務教育諸学校の 学校配置と学校規模に 関する総合的研究調査 研究報告書 2011年03月
その他(含・紀要) 共著・分担
近年の学校統廃合を含めた公立小中校の適正配置が教育政策上大きな課題となっている。しかし、学校規模と多様化する教育ニーズへの対応については十分な検証が行われておらず、両者を総合的に捉え、検討する事を目的に調査を行った。 高知県の規模の異なる小学校の調査および山形県の小規模小学校・中学校の調査を行い、教師の抱える仕事の量と克服のための学校経営上の工夫について質的にデータをまとめた。
・第1節 高知調査報告「KY小学校(学校規模レベルⅢ)―K市の中心部に位置する市街地周辺の学校―」11~24頁を執筆。
・第1節 高知調査報告「KO小学校(学校規模レベルⅠ)―地域特性が単一の地域の学校―」25~38頁を執筆。
・第3節 山形調査報告「SH小学校(学校規模レベルⅠ:小規模校)」145~156頁を執筆。
・第3節 山形調査報告「SA中学校(学校規模レベルⅡ:小規模校)」219~235頁を執筆 -
高校生の生活実態から構築する食生活領域のカリキュラム
江見直子,亀井祐子,川村めぐみ,佐藤麻子他
日本家庭科教育学会関東地区会30周年記念 ( 日本家庭科教育学会関東地区会 ) ( 第3 ) 82 - 89 2009年07月
学会誌 共著・分担
食生活が多様化する中で、家庭科の食領域の指導がどの程度定着しているのか、生徒の食生活に関する「ニーズ」の掘り起こし、生徒の実態に合った食生活領域のカリキュラムの再構築をする事を目的に質問紙調査を実施。結果、食生活カリキュラムの編成にあたり、5大栄養素などの基礎的な事項を押さえる事の重要性、実験・実習による効果の大きさ。課題探求型の授業実践に関する教師側の課題が明らかとなった。
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文部科学省新教育シス テム開発プログラム学校適正規模研究会研究成果報告書
研究代表 天笠茂
学校適正規模研究会研究成果報告書 ~資料編~ 2008年03月
共著・分担
文部科学省新教育システム開発プログラム(採択番号51 学校適正規模研究会(研究代表:天笠茂)における研究成果報告書~資料編~